【カビ・害虫】梅雨前に掃除対策、清掃しておきたいところ5つ

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6〜7月は梅雨の地域が多く、湿気の多さからカビやダニなどに悩まされる方も多い時期ではないでしょうか。

今回は、梅雨の時期に悩みの多いカビ、ダニの発生原因から予防方法についてご紹介していきます。

カビ、ダニはなぜ発生する?

カビが繁殖するために必要な条件

・温度が20〜30度

・湿度が60%以上

・皮脂や食べカス、ほこりなどの栄養素

梅雨の時期は、特にカビが発生しやすいシーズンとなり、カビによる健康被害も心配になります。

カビやダニが原因の病気には、アレルギー性鼻炎、皮膚炎、結膜炎などが挙げられます。他にもカビの胞子を吸い込んでしまうと気管支喘息や肺炎などの咳症状、鼻炎症状が起こります。さらにダニの死骸やフンを吸い込むことでダニアレルギーを発症し、鼻炎症状や咳、喘息などの症状があらわれます。

梅雨前に掃除するべき場所

エアコン

エアコンのカビ

久しぶりにエアコンをつけてみたら、エアコンの風がカビ臭かったという経験のある方が多いのではないでしょうか。
エアコンを使っていない時期でも内部にほこりや汚れが溜まりやすく、長期間そのままにしておくと、汚れからカビが発生します。


すでにエアコン内部にカビが発生している状態で使うと、エアコンの風が臭いだけでなく、部屋中にカビが放出されてしまいます。

掃除のポイント

定期的にエアコン掃除をして、汚れをためないようにするとカビの栄養源となる汚れが少なくなり、カビの繁殖もある程度抑えられます。


フィルターは掃除機でホコリを吸い取ってから、水洗いするだけでもある程度きれいになるので、月2回の掃除がオススメです。
フィンは繊細な部品ですので、力を入れすぎると故障の原因になります。ご自身で掃除する場合は歯ブラシや綿棒で隙間を拭いて汚れを取り除きます。


また、送風運転をして湿気を減らして乾燥させることもカビ対策に有効です。冷房運転では内部に結露がたまりやすいため湿度も高くなります。
冷房を使った後は30分送風運転をするとエアコン内部の湿度を下げられるのでオススメです。

浴室

浴室のカビ

浴室ではお湯を使うため湿度も温度も高く、カビの栄養になる石鹸や皮脂もあり、カビが発生しやすい条件が揃っているため、湿気の多い梅雨の時期は特に注意が必要です。

掃除のポイント

まず入浴後の壁に温水のシャワーをかけて、壁や床に飛び散った石鹸や皮脂などの汚れを洗い流します。
その後に冷水のシャワーをかけて浴室内の温度を下げます。最後に雑巾などで水分をふき取り、換気扇をつけておくとカビの発生を抑えられます。

洗濯槽

洗濯槽のカビ

梅雨になると、洗濯物の臭いが気になる方もいるかもしれません。高温多湿なこの時期、洗濯機には嫌な臭いの元となるカビ汚れが溜まりやすくなります。

洗濯機には衣類に付いた皮脂、石鹸カス、ホコリ、水アカ、カビなどの汚れが溜まります。カビにとってこれらは全て栄養分となるため、洗濯機のあらゆる場所にカビが発生する可能性があります。


特に洗濯槽の裏側は湿気や汚れが溜まりやすく、最もカビが発生しやすい場所です。

掃除のポイント

まずホースかバケツを使って45~50℃のお湯を洗濯槽に注いでから5分程回します。熱めのお湯を使うことで汚れをふやかし、酸素系漂白剤の中に含まれる過炭酸ナトリウムの洗浄力が高まります。

次に酸素系漂白剤を500グラム程度お湯に入れると、泡立った成分が洗濯槽の裏側に付いている汚れを剥がしてくれます。15分ほど洗濯機を回したら、停止後2時間以上放置して浸け置きします。

再度10分程度洗濯機を回すと汚れが浮いてくるので、ゴミ取りネットなどで汚れをすくい取ります。

ある程度汚れをすくい取ったら排水し、新しい水に入れ替えて再度洗濯機を回します。これを汚れが出なくなるまで繰り返して終了です。

網戸

日当たりや風通しが悪い場所や、浴室やキッチン周りなどの湿気や汚れが溜まりやすい場所に設置されている網戸にはカビが生えやすくなります。

また、窓ガラスの結露を放置すると、サッシに水分が溜まり、湿度が上がるため網戸にカビが生える原因になります。

特に窓枠のゴムパッキンは結露やホコリが溜まりやすく、カビが生えやすい場所ですのでこまめに掃除しましょう。

掃除のポイント

サッシに溜まる汚れはカビの栄養分となるため、ホコリなどはこまめにふき取り、その後消毒スプレーを吹きかけることでカビの発生を抑えやすくなります。

窓を開けて風通し良くすることもカビ対策に有効ですが、梅雨の時期など雨が続いていて窓が開けられない場合は、エアコンの送風や除湿機能などを活用して湿度を下げることが大切です。

キッチン

キッチンにも、水やカビの栄養分となる食べカスなどがあるためカビが発生する可能性があります。防水コーキングやタイル目地、シンク回りに水や食べ物が飛び散ったまま放置しているとカビが生えやすくなります。

また三角コーナーの特に裏側はシンクとの間に湿気が溜まりやすく、黒カビが繁殖していても見逃しがちな場所ですので、設置している場合は注意が必要です。

掃除のポイント

シンクに三角コーナーを置いている場合は、毎日空にして洗うのと、置いている場所も掃除しておくとカビ対策になります。
夕食後の食器洗いのついでに三角コーナーも洗うようにしましょう。
もしカビが生えてしまった場合は漂白剤で取り除く事ができます。

また、料理や食器洗いでキッチンを使い終わったら、飛び散った水や汚れなどをこまめにふき取るように習慣付けると毎日の少ない労力でカビを抑制できます。

ちなみにシンクが人工大理石の場合は注意が必要です。樹脂系の素材でできているため、酸性やアルカリ性の洗剤に弱く、漂白剤やアルコールなどを使ってしまうと変色や破損を招く可能性があります。

また、人工大理石は柔らかい素材なので研磨剤やヤスリなどで削ると傷が残り、その隙間にカビが繁殖しやすくなってしまいます。人工大理石のシンクは、中性洗剤で洗っても汚れが落ちない場合はプロにお任せするのが安心です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はカビ、ダニの原因から、梅雨前に掃除するべき場所についてご紹介しました。

カビの発生しやすい条件である湿度、水分、栄養分のある状態を避けるためには、日頃からの掃除が重要です。
浴室やキッチンは、水分や汚れを放置せず、使用後にふき取っておくだけでもカビの発生を抑えることができます。

また、今回ご紹介できなかった押し入れやクローゼットなども梅雨の時期はカビに気を付けたい場所です。除湿剤を設置したり、定期的に扉を開けて風通し良くしておきましょう。

梅雨の時期はカビやダニが繁殖しやすい環境を出来るだけ作らないことが大切です。日々のちょっとした工夫やこまめな掃除で梅雨でも快適に過ごせる空間にしましょう。

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