秋から冬にかけてのこの季節は、落ち葉掃除が大変になってくる時期ですよね。側溝や雨樋に落ち葉が溜まったままでいると、雨が降った時にきちんと排水できずに詰まってしまいます。
また雨樋の詰まりを放置していると雨漏りの原因にもなってしまう可能性があります。今回は、落ち葉掃除をしない事で起こり得るデメリットや、効率よく落ち葉掃除するために便利な道具についてご紹介していきます。
落ち葉掃除をするべき理由
病害虫が繁殖する
落ち葉が溜まったまま、分解されずに長期間放置されていると、高湿度で暗闇を好む病害虫が発生、繁殖しやすくなってしまうため注意が必要です。
ご近所トラブルになる
乾いた状態のままの落ち葉は、風が吹くと、その度にお庭の敷地から外へ飛んで行ってしまいます。道路に散らばり、隣近所の敷地にまで吹き込んでしまいます。敷地外に散らばってしまう前に落ち葉掃除をするようにしましょう。
シロアリ被害のリスクが高まる
落ち葉を分解する生物の中には、家屋に害を及ぼすシロアリも含まれています。シロアリは非常に生命力が強く、一度繁殖すると完全に駆除するにはお金や労力がかかってしまいます。
枯れ木や落ち葉が溜まっているところに巣を作るため、特に侵入されやすい家の基礎周りには、落ち葉が溜まらないように注意しましょう。
側溝や雨樋を詰まらせる原因になる
お庭や屋根に溜まった落ち葉は、風で飛ばされたり雨に流されて側溝や雨樋に入り込むこともあります。それらが少しずつ蓄積して側溝や雨樋を詰まらせてしまいます。
側溝が詰まってしまうとスムーズに排水ができなくなり、大雨のときなどに溢れてしまう危険があります。また雨樋が落ち葉で詰まると、雨漏りの原因になることもあるため、定期的な掃除が必要です。
掃除するタイミング
落ち葉は雨に濡れたり、湿度が高く水分を含んだ状態では、地面に貼りついてしまい、集めるのが困難になってしまいます。
数日晴れが続いている日が、落ち葉掃除に適切なタイミングです。
雨の日が続く予報の際には、側溝や雨どいに落ち葉が溜まっていないか確認しておきましょう。
雨が降りだす前に取り除いて、水流がつまって溢れてしまわないよう気を付けましょう。
必要な道具
ほうき
室内の掃き掃除などで使われる一般的なシダぼうきは、落ち葉掃除にはあまり適していません。
広範囲の落ち葉を集めるには、ほうきの幅が狭くて時間がかかってしまうからです。シダぼうきよりも効率よく集められる落ち葉掃除に最適なほうきをご紹介します。
・熊手
熊の手を広げたような形で、幅広く掃除できます。柔らかい土や砂利、芝生の上の落ち葉をかき集めるのに適しています。
しかし庭木や雑草が多いところや、ツル性の植物が植っている所は、庭木の根っこや雑草、ツル性の植物に爪が引っかかってしまうので注意が必要です。
・竹ぼうき
コンクリートやアスファルトなどの固い地面の上に溜まった落ち葉を掃き集めるのにオススメです。細い竹を束ねて作られており、穂の部分が頑丈なので固い地面でも壊れにくいです。
竹ぼうきで落ち葉掃除をするときは、地面に対して45度以下の角度で大きく寝かせて使うことで、広範囲の落ち葉を一気に集めることができます。
・ブロワー
ブロワーはドライヤーのように先端にノズルが付いていて、そこから風を吹きだしています。強力な風で土、アスファルト、砂利の上に溜まった落ち葉や小枝などを飛ばして集めることができます。ブロワーにも様々な種類があります。
・手持ち型
軽量なので手軽に持ち運べます。短時間の作業や小規模の作業に向いていますが、大量の落ち葉を吹き飛ばすことは困難ですので注意しましょう。
・背負い型
ブロアをリュックのように背負って持ち運べるので、長時間の作業に向いています。エンジンで稼働するため、長時間使用していても、風量が強いので湿った落ち葉もしっかり吹き飛ばせます。
・吸い込み機能付き
吹き飛ばすタイプではなく、風と一緒に落ち葉を吸い込み、接続した袋に回収していきます。
ブロワーを使用する前には周りを確認し、お庭に植木鉢などを置いている場合は掃除の邪魔にならない場所に移動しておきましょう。
・ちりとり
一般的なちりとりだと一度に集められる容量が少なく、ゴミ袋に何度も移し替えなければなりません。
最近ではフレームにゴミ袋をセットできるちりとりが発売されているので、そちらを使うと落ち葉を直接袋に集められてゴミに出せるので便利です。
まとめ
いかがだったでしょうか。今回は落ち葉掃除についてご紹介しました。これからの時期落ち葉は毎日溜まるものなので掃除するのも大変労力のいる事です。
日々の落ち葉掃除を少しでも楽にするために、掃除するタイミングや道具を見直してみてはいかがでしょうか。
すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください！
