ペットを飼っている家庭の掃除のポイント

シェアする
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

ペットを飼っていると、動物によっては毛の掃除が大変だったり、掃除していても臭いが気になるなどの悩みを抱えているお家も多いのではないでしょうか。
例えば猫や犬がいる部屋で汚れやすいのは、ケージ、床、布製品などで、毛やフケなどでどうしても汚れが溜まりがちです。
今回は犬や猫などのペットを飼っているお家の掃除のポイントについてご紹介します。

汚れる箇所

ケージ

ペットのケージは細菌や抜け毛が溜まりやすい場所です。不衛生な状態が続くと、嫌な臭いだけではなく様々な病気を発症するリスクが高まります。
ペットが快適に過ごすためにも定期的な掃除をしましょう。

掃除のポイント

ケージ内を掃除するときは一般的なウェットティッシュではなく、ペットが舐めても問題ない成分でつくられたペット用のウェットティッシュを使いましょう。

少しの汚れであれば、ウェットティッシュで軽く拭き取るだけでも十分なので、ケージやトイレをはじめ、ペットグッズは汚れが気になった時にこまめに拭き取りましょう。

ウェットティッシュは手軽に拭き掃除ができ、掃除のハードルを下げてくれるので、常にストックしておいて清潔な状態を保つようにしましょう。

トイレ

トイレシート

トイレシーツや猫砂をこまめに取り替えていてもトイレ本体にも汚れが付いてしまうので定期的な掃除が必要です。
お家での臭いの元にもなるペットのトイレは、掃除を怠ったまま放置していると、ペット自身が臭くなってしまうだけでなく、病気を引き起こすリスクも高まってしまいますので、定期的な掃除が必要です。

掃除のポイント

トイレ使用ごとの処理や消臭スプレーを使用するだけではどうしても臭いが残ってしまうので、1週間に1回はトイレ本体を丸洗いすることをおすすめします。
ウンチが付いた部分には食器用洗剤を、おしっこがよくかかる部分にはクエン酸配合のお風呂用洗剤を使うと汚れも臭いもよく落とせます。
また、メッシュ型は目が細かいので、使い古しの歯ブラシを使用するとこびりついた汚れを落としやすくなります。1週間に1回はトイレを掃除し、快適な環境を保ちましょう。

長毛種を飼っているお家では特に抜け毛が目立ちやすいのでこまめに床掃除する必要があります。またペットフードや水を置いている周りは食べこぼしなどで汚れやすい場所です。
抜け毛を放置しているとアレルギー発症の原因になり、飛び跳ねた水などをそのままにしておくと床材を傷めてしまう可能性があります。

掃除のポイント

掃除機を使った床掃除が一般的ですが、ペットの毛が気になる部屋ではクイックルワイパーなどのように、毛を巻き上げずに掃除できるものがおすすめです。

また、フローリングにペットの尿がついてしまった際には床材を傷つけずに掃除することが大切です。
尿が床に染み込むのを防ぐために、高吸水性のモップや柔らかいタオルを使用して、すぐに拭き取りましょう。
尿は時間が経つにつれて床に浸透し、床材の変形や色褪せの原因となるため、早めに掃除することが重要です。

布製品

ペットとソファ

布製のソファやカーペットなどはフローリングと比べて、髪の毛やホコリが絡んで取れにくい箇所です。
家族が集まり、普段よく過ごすような場所には、髪の毛やホコリだけでなく、汗や皮脂汚れ、またはペットの毛など、様々な種類の汚れが付着しています。

掃除のポイント

掃除機をかけづらい場所や物には粘着ローラーがオススメです。カーペットなどの表面をコロコロするだけでペットの抜け毛や汚れを集められます。
しかしコロコロだけではカーペットの表面に付着したペットの毛しか集めることができません。

カーペットの奥に入ったペットの毛は取り除くことができないので、毛の長いカーペットやラグに絡んでいるペットの毛を取る場合はブラシと併用するようにしましょう。
ペットのブラッシング用のブラシでもある程度取り除けるので試してみてはいかがでしょうか。

臭い対策

臭いが気になる場合に、人工香料の含まれた消臭剤やスプレーを使用するのは注意が必要です。
強い香りは犬や猫の呼吸器系に悪影響を及ぼす可能性があります。部屋に香り付けしたいときには、ペットがいる家でも使える製品や天然のアロマオイルなどに留めておきましょう。

また、臭いの気になりやすい犬の場合、ブラッシングやシャンプー、歯磨き、耳掃除などで臭いが軽減される場合がありますので定期的にお手入れをしてあげましょう。

重曹水

重曹水はペットに有害性がなく安全な洗剤です。重曹は粒子が細かく、水に溶けにくい粒子のため、頑固な汚れのクレンザーとしても使用されます。

食品用のベーキングパウダーの原料にも使われている重曹は、口に入れても問題ないという特性もあるので、ペットの体の脂汚れなどをふき取る際に重曹水スプレーを活用すると、ニオイを防ぐこともできます。

クエン酸水

クエン酸は柑橘系の植物が持っている酸の成分です。お酢のような刺激臭がなく、柑橘系の爽やかな香りが特徴です。クエン酸はその名の通り酸性なので、アルカリ性の汚れなどに効果的です。

トイレの嫌なニオイの原因であるアンモニアはアルカリ性なので、クエン酸を使って掃除することでニオイを軽減することができます。

こちらも食品にも含まれている成分ですので、ペットが舐めてしまっても健康に影響が出にくく安心して使用できます。

空気清浄機

ペットと空気清浄機

他にも臭い対策には空気清浄機を設置することも有効です。
最新モデルの多くはフィルターの一部にカーボン層が含まれているため、高い消臭効果があります。
さらに空気清浄機は空気中に浮遊しているペットのフケを取り除いてくれるので、アレルギーのある人にも役立つのでオススメです。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はペットを飼っているお家の掃除についてご紹介しました。気になるペットの臭いは定期的な掃除で解消できることもあります。
しかし一般的な洗剤を使ってしまうと、すすぎ残しなどを口にしたペットが体調を崩したり、強い香りを嫌がったりする場合があるため、清掃に使う洗剤は市販のものではなく、ペット用の洗剤などを使うようにしましょう。
大切なペットに悪影響のない方法で安全に掃除をしてみてはいかがでしょうか。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

害虫散布キャンペーン

最適なサービスを診断

CHECK

あなたのお住まいは?