寒い冬が続きますが、この時期にピークとなる
スギ花粉に悩まされている方が多いのではないでしょうか。
今回は手軽にできる花粉症対策と、
リフォームで出来る花粉症対策をご紹介します。
花粉症とは
①鼻から吸い込んだ花粉が鼻の粘膜に付着
②鼻の細胞内のマスト細胞(免疫細胞)と花粉がくっつく
③ヒスタミンなどの化学物質が放出される
④花粉を体の外へ追い出そうとくしゃみが出る
このような流れでくしゃみや鼻水が止まらなくなったりの症状がでてしまいます。
参考文献:エスエス製薬「アレジオン 花粉症のはなし」
花粉はこんな時に多く飛散します
・よく晴れていて
・湿度が低く
・気温が高い日
・雨の日の翌日
・風の強い日
花粉の時期には天気予報を確認して、花粉の多い日には
出来るだけ外干しを控えましょう。
寒暖差アレルギー
ちなみに、花粉症ではないのにくしゃみが止まらない人は、
症状が花粉症とよく似ていますが寒暖差アレルギー(血管運動性鼻炎)かもしれません。
寒暖差アレルギーとは、朝晩の気温差が大きいとくしゃみ・鼻水・鼻詰まりが起きます。これは気温差による自律神経の乱れが原因で鼻水が出るといわれています。
また、もともと花粉症・ハウスダストアレルギーを持っている人は、寒暖差アレルギーも起こりやすいとされています。
花粉症との大きな違いは、「目や肌のかゆみ」があるか・無いかです。
アレルギー症状を抑えるためにも、体感温度差を小さくできるように羽織を持ち歩き、室内で体温調整ができるようにしましょう。
自分で出来る対策
免疫力アップ
花粉の時期になると毎年のようにネットやテレビで花粉予防に有効な食べ物が紹介されています。
しかし、効果が期待できる食べ物の研究は行われているものの完全には解明できていません。
一年を通して(花粉の無い時期でも)適度な運動・睡眠・バランスの良い食生活を心がけ、免疫力を高めましょう。
空気清浄より加湿をする
雨の日は花粉症の症状が和らぐ、といった経験はありませんか?
室内もしっかり加湿すると、花粉に水蒸気が付着して、床に落ちます。
また舞い上がってしまう前に、こまめにモップなどで掃除をすることで、室内に入ってしまった花粉を除去することができます。
リフォームで出来る事
玄関収納
ウイルスと同じように、家に持ち込まないことが大切です。
毎日仕事や学校などから家に帰ってくるたびに、花粉も一緒に持ち帰ってしまっています。
さらに、冬の時期はコートを着ていますが、シャツ等と違って毎日洗うことはできません。
つまり、毎日洗えないコートや靴の収納場所をきちんと考えないと、
外から持ち込んだ花粉がリビングや寝室にまで浮遊する可能性があります。
そこでオススメなのが、扉付きの玄関収納です。
玄関付近にコートをかけるスペースがあっても、扉で空間を遮断しなければ、
花粉はフワフワとお家の中へ侵入してきます。
新築の場合は間取りを検討する段階で、扉付きの収納スペースを入れれば良いのですが、
リフォームだと間取りを変更するのはなかなか大がかりです。
ですので、後付けできる収納家具を設置してみてはいかがでしょうか。
室内干しをする
花粉の時期は室内干しにすることで、せっかく洗った洗濯物に花粉がついてしまうことを防ぎます。
しかし、部屋干しだと日当たりが悪くなかなか乾かない、
スペースが足りないといった悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか。
・サンルーム新設
今あるベランダを活用してサンルームにリフォームすることで、
干せるスペースは変わらず、日当たりの確保ができます。
・浴室乾燥機(TOTO 三乾王)
乾燥・換気・暖房・冷風などの機能を持っています。
衣類を広げた状態で乾かせるので、しわになりにくいです。
・ガス衣類乾燥機(リンナイ 乾太くん)
ガスの温風で乾かすため、生乾き臭の原因となる菌の発生を抑制してくれます。
また、パワフルな風量で乾燥させるため、タオルなどもふんわり仕上がります。
すまサポで出来る事
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