【シーズン突入!?】蜂の巣駆除の注意点!

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暖かくなる春の時期、日の出が早くなり気候も安定し、冬の寒さで家に閉じこもっていた方も、外出をする機会が増え活発に活動する時期となります。

しかしこの時期は、人間と同じく越冬した動物や植物も活発に活動し始める時期になります。

この時期になるとある日突然「自宅に蜂の巣が作られてしまった」なんてこともよくある話ではないでしょうか?

そんな時、「なるべく早く駆除したい」とお考えではありませんか?

できれば今すぐ駆除したい…なんて考えますよね。

しかし蜂の巣の駆除は自分でできるのでしょうか?

結論、多くの場合蜂の巣の駆除はプロの業者でなくても可能です。

ただし、蜂の巣の駆除は危険な行為であり間違った方法や蜂の種類によっては取り返しのつかない事故への発展も大いにあります。

この記事では自分で駆除できる蜂の巣の見分け方や蜂の巣を作らせない対処法、蜂の種類や特徴と蜂の巣駆除サービスの料金の検討方法などをご紹介していきます。

蜂の巣は自分でも駆除できる!?

結論から言うと、蜂の種類、巣の大きさ、巣の場所によっては自力で駆除が可能性です。しかし自力で駆除できる蜂の巣の種類はアシナガバチとミツバチに限ります。他に自力で駆除できる巣の大きさは直径が5cm以下の巣で開放的な場所に巣があれば自力での駆除が可能となります。(オススメはしませんが…)

スズメバチの巣の駆除や5cmを超える大きな蜂の巣駆除を自力で行うと最悪の場合、蜂に刺されてしまったり買い揃えた蜂の巣の駆除用品の費用が依頼費用を上回ってしまったりとリスクと費用面が上回ってしまうおそれがあります。

特に危険なスズメバチの蜂の巣を自力で駆除しようとすれば、最悪の場合は命を落とすことがあります。日本では毎年数十名が蜂に刺されて命を落としています。日本で、野生動物の死亡事故で最も多いのは蜂です。蜂の毒自体で死に至ることはほとんどありませんが、重度のアレルギー症状でアナフィラキシーショックを引き起こすことが原因です。

このことから蜂の巣は自分で駆除はできますが、まずは蜂の種類、巣の大きさ、巣の場所で判断しましょう。くれぐれも自己判断で安直に蜂の巣の駆除を行わずに、分からないことや不安なことがあればすぐにプロの業者に相談することをおすすめします。

蜂の巣を見つけた時の対処法

まず蜂には危険性の異なる数多くの種類の蜂が存在し、攻撃性のある蜂や強い毒を持つ種類の蜂と様々です。

たまたま見つけた蜂の巣が危険である可能性もあるため安直に近づかないよう注意が必要です。蜂について詳しい知識がなければ蜂の種類を特定するのは困難です。特定できない場合はまずは安全を確保することを第一優先に考えて行動しましょう。また黒系の服装や香水の匂いなどは蜂を刺激しやすくなります。蜂を見つけた時に匂いの強い柔軟剤や香水などを身につけている場合はむやみに蜂・蜂の巣に接近しないように心がけましょう。

もし見つけた蜂がスズメバチかもしれない場合もしくは蜂の種類がわからない場合は、近寄らずにできるだけ早くプロの業者に駆除依頼しましょう。

蜂の巣を作らせない方法

駆除の方法や見つけた時の対処法についてお話ししましたが、まずは蜂の巣を作らせないように対策することが大事です。蜂は4月〜6月にかけて活動的になるので家の周りをくまなくチェックしましょう。定期的に蜂駆除スプレーなどを撒いておくだけでも効果的です。また軒下にできてしまった隙間を埋めるなども効果的です。

【危険度別】蜂の種類と特徴

日本に生息する蜂は4000種類以上と昆虫の総称で、分類上大きな生物のグループです。その中で人への被害が多い蜂はミツバチ、アシナガバチ、スズメバチの3種類です。ここでは3種類の蜂の種類と特徴を危険度別に説明します。

ミツバチの巣と特徴【★☆☆】

体長20mm前後で全体に毛が密生されており、黒っぽい胴体にハッキリとした縞模様が特徴です。蜂の中では比較的危険度は低く、刺激を与えなければ攻撃されることはあまりありません。ただし刺激すると集団で攻撃してくる可能性もあります。

アシナガバチの巣と特徴【★★☆】

体長21mm~26mmほどでスズメバチに似ていますが黄色い足が特徴です。名前の通り長い後ろ足を垂らしゆっくり飛びます。危険度は中程度でありますが毒性は強く、少ないですが死亡事故の例もあります。攻撃性は低いですが近づいたり刺激を与えると防衛のために攻撃してくる恐れがあります。

スズメバチの巣と特徴【★★★】

体長17mm~40mmほどあり、腰がくびれた細身の胴体に黒い足が特徴的です。危険度は蜂の中で最も高く、非常に凶暴で、巣の近くを通るだけで攻撃してくることも少なくありません。見つけた場合ゆっくりその場を離れましょう。慌てて走って逃げたりするとスズメバチを刺激してしまい、攻撃されることになりますので注意しましょう。

もし蜂に刺されたら

蜂に刺されると、毒の作用によって刺された部分に痛みや腫れが生じます。複数回蜂に刺されたり、一度に大量の蜂に刺されたりすると全身のアレルギー反応の症状で重症化し、アナフィラキシーショックを起こし、最悪の場合は死にいたるケースもあります。

刺されてしまったらまずは慌てずにその場からそっと離れてください。刺された箇所を水で洗い流し、針が残っている場合は針を抜きます(ピンセットが好ましい)。蜂の毒は水で溶けるので毒液をしぼりだしながら水でよく洗い流します。この時、間違っても口で吸い出したりしないようにしましょう。刺された傷口は冷やした状態を保ち、抗ヒスタミン軟膏やステロイド軟膏を塗り病院で見てもらいましょう。蜂に刺された後に呼吸が苦しくなったり、蜂に刺されるのが2回目以降で症状に嘔吐、下痢、意識がなくなるなどの場合は速やかに病院で受診してください。

蜂の巣駆除サービスと料金相場

蜂の巣駆除は自分で行えば、安く済むことが多いです。しかし蜂の巣駆除は危険が伴う作業です。また、近年では駆除を行う自治体も減少傾向にあり、安心・安全で蜂の巣駆除を行うにはプロの業者への依頼をおすすめします。

しかし依頼する業者によっては高額請求になり、予定より大きな出費にもなり兼ねません。業者に依頼する際は駆除業者の実績や口コミ、無料見積もりなどの有無を確認し、最低でも3社以上比較をしてから業者の選定をしましょう。

3社以上で比較することで、おおよその相場料金やサービス内容・オプションの有無がわかります。

蜂の巣はどこのプロの業者に申し込んでもきちんと駆除はしてもらえますし、アフターフォローとして戻りバチ対策などはついてきます。

業者を比較する際に信頼できるかどうかはホームページの会社概要の確認をしましょう。住所や電話番号の明記はもちろんのこと、どのようなポリシーを持って対応しているかの記載などがあると依頼後に不快な思いをすることもありません。

作業前に料金・作業内容の確認を行って作業依頼しましょう。

まとめ

今回は蜂の巣駆除についてまとめてみました。日本には4000種類以上の蜂が生息し、その中で民家周辺に巣を作り、人への被害を被る蜂はごく一部です。

その中でもスズメバチは最も警戒するべき蜂で、命に関わる危険があるので自分での駆除は絶対にやめましょう。蜂の巣を見つけた時は種類を見分けて正しく対処しましょう。見つけた蜂の種類が判断できない場合はすぐにプロの業者に相談し、自身の安全を確保しましょう。

4月から夏にかけては蜂の活動時期です。この時期にしっかりと対策することによって蜂の巣の早期発見や、被害を最小限に抑えることができます。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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