2024年から始めるエコ活。家庭で取り組める節約・節電術

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今年は暖冬かと思いきや急に厳しい寒さが到来し、暖房機器をフル稼働し始めたお家も増えてきたのではないでしょうか?

冬は年間を通して光熱費が嵩みます。今回はいつもの暮らしの中ですぐに実践できる電気代の節電方法や節電テクニックをご紹介!

少しの工夫がのちのち大きな節約に!また2024年は節約節電に加えて地球環境を守るために「エコ活動」で環境に配慮した生活を心がけ心機一転してみるのも良いかもしれません。今日からできるエコ活についてもご紹介いたします。

お家のシーン別エコ活3選

トイレの節電とエコ活

まずはトイレでできる節電方法についてご紹介します。

トイレの節電方法として年間で1番大きな差が出るのはズバリ”ウォシュレットの保温”です。年間を通して便座や水温のこまめな温度設定を行うことで1年で1000円ほどの節約が期待できます。具体的には冬時期に便座設定を「強」から「中」にする、春、秋は「弱」か「切」にするだけで1ヶ月あたりで100円近く節約することができます。また温水も「ぬるめ」設定や「水」設定に変更するだけで年間1000円ほどの節約に繋がることも。また便座カバーを使用することで便座にかかる電気代を0にすることも可能です。

また便座の温め機能を利用する中で便座の蓋を使用時以外閉めるだけでも節電効果があり年間で30kWhの節電になり、さらに節電効果が期待できます。

ここにプラスでノズルを清潔にしておくと稼働時に不必要な負荷がかからなくなり、余計な電力の消費を防ぐことができます。またノズルの汚れは不衛生なだけでなく、機能低下や故障の原因です。故障トラブルは光熱費の数倍もの費用が発生する場合があるので週に1度程度は汚れを拭き取るように心がけましょう。

次にトイレのエコ活ですが、トイレットペーパーは再生紙を使う、手を拭く時はペーパータオルではなくタオルやハンカチを使うだけでエコ活としては大きな貢献です。1人であたりの使用量で考えるとイメージしにくいですが100人、1000人と行動を心がけると大きな変化だと言えます。

お風呂の節電とエコ活

お風呂ですがシャワーで済ます方法とお湯を張って使う方法と大きく分けると2つあります。

シャワーは1分におおよそ12Lのお湯を使います。1回のシャワーで10分お湯を使うとすればお湯の総量はおおそそ180Lです。一般的な家庭サイズのバスタブにお湯を張ると180L前後のお湯が必要になるので1人で考えるとシャワーだけの方がかなり節約、節水だとわかります。ただシャワーが節約できるとしてもお湯には浸かりたいもの、そこで他にできるお風呂内の節約を3つご紹介します。

・こまめにお湯を止める

当たり前のことですがお湯の出しっぱなしは水道代、ガス代がかさみます。頭を洗っている時や体を洗っている時にシャワーを出しっぱなしにしていませんか?こまめにお湯を止めるだけで大きな節約効果がありますの。シンプルに出しっぱなしの時間が半分になると使用する水の量もガスの量も半減できます。

・シャワーヘッドの交換

近年多くの節水シャワーヘットが販売されており機能だけでなく節水効果の高い製品もたくさん販売されています。製品ごとに異なりますが、使用水量を半分程度まで抑えられるものもあります。出てくるお湯が減れば減るほど光熱費を抑えることができるのでこまめにお湯を止める意識と合わせてシャワーヘッドの交換も行うことで今までの半分以下の水量で済むことが期待できます。シャワーヘッド購入後だけでみると大きな出費ですが年単位で考慮するとかなりの節約効果が期待できます。

・追い焚きの回数を減らす

入浴時はできるだけ家族まとめて入るように心がけましょう。4℃以上下がった200Lのお湯を追い焚きする場合、1回あたり20円近くのコストがかかります。5人家屋がバラバラの時間にお風呂を入ったと考えて追い焚き1日3回した場合、1日約60円×30日で1800円と考えると年間とんでもない差になります。また温度が下がりすぎたお湯は半分抜いて60℃ほどの熱湯を足し湯したほうが実は節約効果があります。またお湯の保温にお風呂のフタは効果的です。温度の低下を緩やかにできるのと浴室全体のカビ予防にもなりますので利用時以外はフタをしましょう。

次にお風呂のエコ活ですが、基本的には節電、節水、節ガスがエコ活に繋がります。お風呂の光熱費の節約はエコ活に直結します。上記の説明でもあったシャワーをこまめに止めて使うこと、追い焚き回数を極力減らすこと、フタでお湯を保温することに合わせて残り湯を洗濯時に使うとさらに節約、節水です。光熱費を抑えてエコ活貢献もできてまさに一石二鳥。今日からトライできることばかりなので是非、実行してみてください。

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リビングの節電とエコ活

リビングは生活する上で1番滞在時間の長い場所になることが多く、年間で電気使用量の多くを占めるエアコン、照明、冷蔵庫なと消費電力がどうしても高くなるもの。特に寒い冬はどうしても必要になる暖房。夏の冷房に比べても電気代が高くなるのが一般的です。しかし同じエアコンの稼働でもオンオフのタイミングや風向きなど小さな調整で電気代を抑えることができます。まずエアコンで最も多くの電力を使うのが電源を入れて運転開始の時です。電気代がもったいからと運転開始時に風量を「弱」にしていませんか?この場合なかなか設定温度に到達せず、かえって電力を無駄に消費している場合があります。自動運転では設定温度のなるまで一気に風を送り、その後は温度設定を維持するために自動的に調整しながら運転するので、電気代の節約、エコ活に繋がります。

・フィルターの掃除

エアコンは空気中に浮遊するホコリも吸い込むため、使用するうちにフィルターにほこりが蓄積されます。フィルターにホコリなどで目詰まりを起こすと、エアコン本体が空気をスムーズに取り込むことができず、必要以上に電力を消費する原因になります。フィルター掃除は定期的に行い、効率よく空気を取り込めるようにすることで節電だけでなく稼働時に綺麗な空気を室内に送りこもこともできます。

環境省COOL CHOICE「家庭でできる節電アクション」によるとフィルター掃除を2週間に1度行うことで冷房運転でおおよそ4%、暖房運転でおおよそ6%の節電になるといわれております。

・室外機の設置場所

室外機の設置箇所で稼働率が大きく左右されることはご存知でしょうか?実は直射日光を避け室外機周囲の整理整頓をして風通しをよくする事で省エネ効果が期待できます。室外機は周囲の空気を吸い込んで熱交換をしているので、強い日差しで室外機が熱くなると熱交換がスムーズに行えず、消費電力が大きくなったり、エアコンの効きが悪くなる原因に繋がります。室外機の直射日光が避けられない場合は室外機に日よけを設置または打ち水などをして室外機とその周辺の気温を下げるようにしましょう。

まとめ

地球温暖化などの環境問題のほとんどは私たちの日常生活や社会活動が原因になっています。1人1人の配慮で見ると小さなエコ活ではありますが、普段のちょっとした工夫が大きなエコ活へと繋がっていきます。今回はお家内のエコ活についてお話ししましたが上記以外にも買い物時はエコバックを持ち歩いたり、短い距離なら車を使わない、ゴミは分別してリサイクルできるものはするなど小さなエコ活は

意外とたくさんあります。全てを1度に始めるのは大変ですが、できることから始めてみることが大切です。

また電気代の高騰が止まりませんが電力会社の見直し、料金プランの見直しをすることで節約だけでなくエコ活にも繋がるかもしれません。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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