風水でみる良い引っ越しや方角とは?

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引越しは私たちの人生において大きな転機になりますので、入念な調査や準備を行って今後数十年に渡って不便なく暮らせるように物件を選んだり、建てたりする必要があります。

引っ越し

かつての日本は遷都という大きな規模の引越しが度々行われており、平安京への遷都の際は風水という古代中国から伝わる「気の流れを物の位置で制御する」という思想を取り入れており、物の配置によって平安京に住む人々を災いから守ることを重要視していました。

有名な話だと四神相応です。

四神相応とは4体の神獣が四方の方角を守るという考えで、平安京は東の青龍を鴨川、南の朱雀を今は埋め立てられた巨椋池、西の白虎を山陰道、北の玄武を船岡山に見立て、その土地には大きな神社や寺を配置して四方の守護を行うようにしました。

それに加えて、北東の鬼(邪気)が出入りすると言われる鬼門には貴船神社と比叡山延暦寺を配置、裏鬼門の南西には石清水八幡宮を配置して平安京を災いから守るために何重にも防御をしていました。

現代でも風水の文化は残っており、沖縄のシーサーや招き猫、家の前に狸の置物や祠を配置している家庭では、邪気が家の中に侵入するのを防いだり、逆に幸運は招き入れたりするという目的があります。

引越しにも風水が重要で、引越し前とは一気にお家の土地が変わり、レイアウトが変わったりしますので、今までにはなかった気の流れの変化が起こる可能性があります。

引越し先の土地でこの先何年も安心して過ごせるために風水の思想を引越しにも取り入れていきましょう。

今回は引越しにおける風水の考え方の一例を紹介します。

土地名から地形や歴史を知る

土地名

まず引越し先を考える際は、職場の近くだったり、両親の近くであったりと何かしらの理由があって考えますが、引越しを考えている土地の地形や過去にどのような出来事があったのか知ることは重要です。

もし過去に大きな紛争や災害があった場合、その地に陰のエネルギーが残っている場合があります。

地形でいうと地図を見るとある程度はわかりますが、近年で人工的に埋め立てや山の切り開きが行われたりして、かつての地形とは大きくかけ離れていることもあります。

地名は過去の名残でそのまま残っていることも多いので大きなヒントになります。

「岡」、「丘」、「台」がつく土地は高台をならしており、水はけが良く陽当たりも良いことから陽の気がたまりやすい特徴があります。

「沢」、「谷」、「洲」などは水はけが悪い湿地帯である可能性が高いので、陰のエネルギーが高まりやすいと言われています。

「宮」、「寺」が入る土地はかつての大きな寺社の跡地、あるいは現在も近くに建っていることが多く、寺社を味方につけた良い土地であると言えます。

近年で発生した出来事は現在の町名に反映されることは少ないですが、その土地で過去の人々がどんな生活をしてきたのか、戦争や災害があるか知ることでこの先長年住むにあたって安全そうな土地を選びましょう。

土地の周辺の環境

都心部だと背が高いマンションに囲まれて陽当たりが悪いことが多いです。

陽当たりが悪いと運気が下がりやすいと言われています。

また、物件を探す際は昼間に現地に行くことがほとんどではありますが、夜の様子も見ておくといいでしょう。

昼と夜で別物のように雰囲気が変わる場所もあります。

家を建てる前の地鎮祭

新しいマンションやお店を新しい土地に新築する前に、地鎮祭という儀式でその土地のお祓いをすることがあります。

地鎮祭はその土地を守る神に家を建てるための許可をもらうことで、その土地の気を味方につける大切な儀式です。

地鎮祭を行う方角は南、あるいは南東が良いとされます。

神棚の方角

神棚

神棚には日本全体を守護する天照大神の神札やその地域を守護する氏神神社の神札をおいていますが、天照大神は名前から連想できるように太陽の神として知られます。

神棚の方角にも風水の考え方があり、東と南に神棚が向いていると天照大神の太陽のエネルギーをお家に取り入れることができ、運気が上がると言われています。

玄関の位置

玄関は人の出入り口でもあり、気の流れ道でもあるので邪気が入りやすくなっていると言われます。

鬼門の北東の方角には玄関を配置しないように間取りを決めましょう。

既に北東に玄関がある場合は厄除けの神札を神社から授かって人の頭より上になる場所に貼ると良いでしょう。

キッチンの位置

キッチンは調理による火と水道の水の二つの性質が混じり合った場所です。

風水における南東の方角は木の性質を持っているので、キッチンを南東に配置すると火、水、木のバランスが良いと言われています。

南東に位置していない場合はインテリアなどに緑色のカラーを取り入れると良いでしょう。

ベッドの枕の位置

風水において北枕は万能な方位とされています。

ただ、一般的には北は葬儀の際に死者を早く成仏させるために頭を北向きにして寝かすことから、縁起の悪い方角とも言われます。

これは日本独自の文化のようで、風水的には北が一般的で海外でも北枕は取り入れられています。

水回りは清潔に

水回り

数年前にトイレの神様という歌が流行しましたが、古くから日本では水に関する神は水を介して私たちの世界に来られると信じられていました。

お家の中で水というとトイレの他にはキッチン、お風呂、古い土地だと井戸があります。

水は神様の通り道でもあるので、これらの場所を清潔にすることで神様の恩恵を受けやすくなります。

もし諸事情で古井戸を埋める場合は、今まで神様が使っていた通り道を塞ぐ行為にあたってしまい、「もうあなたの力は必要ありません。」という意思表示になります。

井戸を埋める際は井戸埋め祭という儀式を行い、今までの感謝を伝えましょう。

まとめ

風水を味方につけた引越しを行うと今後長年に渡って安心して暮らせる環境を手にすることができるかもしれません。

人生の転機になるので物件選び、新築の際のレイアウトはよく考えて決めるようにしましょう。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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