「ネズミ駆除」自力でできる駆除・対策方法

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人間生活のすぐそばに生息している動物のネズミですが害獣として扱われており、たくさんの病原菌を持っていることでも有名です。一度被害が出てしまうと被害が大きくなったり健康被害が及ぶ可能性があり危険です。

被害にあった際に正しい駆除の方法を知っておくことで被害は最小限にでき、害獣駆除を依頼するまたは自分で解決できるかの判断もできます。基本的には臆病な生き物ではありますが非常に警戒心が強く毒エサやトラップを仕掛けても引っかからないことも。この記事では一般家庭や被害に遭いやすい飲食店で活用できるノウハウをご紹介します。

ネズミについて

駆除の方法を紹介する前にまずはネズミの習性や特徴について少し説明します。習性・特徴を知ることで侵入経路の見分けなどのも役立ちますので知っておきましょう。

ネズミは人間と比べて鼻と耳が発達していると言われており、周囲の異変などを感じたらすぐに逃げる臆病な性格の動物です。嗅覚が優れているためわずかな人間の匂いも嗅ぎ分けられるため人が触れた食べ物や仕掛けたトラップや毒エサも直接手で触って仕掛けると失敗に終わってしまう原因にも。実はネズミ駆除で1番多い失敗の原因がこれです。

世界中におおよそ60種類を超えるネズミが生息していますが細かい分類を除けば日本で害獣に分類されるネズミは三種類でクマネズミ、ハツカネズミ、ドブネズミです。その中でも2件に1件以上の割合で被害を及ぼしていると言われているのがクマネズミです。次にハツカネズミが3~4に1件とされておりドブネズミの被害は実はほとんどありません。

1番被害が多いクマネズミの特徴として民家の屋根裏に好んで棲みつく傾向があり、壁の中を歩く音や天井から物音が聞こえたらクマネズミの可能性が最も高いと言えます。

ネズミの病原菌

ネズミの持つハンタウィルス「ネズミ熱」は人にも感染する危険性の高いものであり、感染してしまうと最悪の場合死に至るほどの危険性のある病気です。それ以外にも様々な病気を持つと言われており自力で駆除する際は危険性を知った上で駆除するように心がけましょう。

被害を感じたら

まずは慌てずにネズミの通り道を探すことがとても重要です。どのような場所を通り道にしているかや餌場となる場所を見つけることを優先しましょう。このことからトラップの仕掛ける場所などが判断できます。

ネズミのフン

ネズミは決まった場所にトイレをする習慣はなくトイレを我慢することもできないため、自然と通り道にフンが落ちます。自力で駆除を行う際にはどこを中心にフンが落ちているかを確認することで駆除の対策が打ちやすくなります。

注意点としてフンにはノミやダニなどの害虫や様々な病原菌が付着しています。素手では絶対に触らないことと取り除いた後は必ずアルコールなどで消毒を行いましょう。

足跡

ネズミの足跡を目視で見分ける方法があります。ネズミは埃が溜まっている暗くて狭い場所を好んで通る傾向があるのでまずはそのようなところに足跡がないかの確認をしてみましょう。また尻尾を床に引きずって移動するので尻尾の跡が経路上に残るのも特徴です。足跡の確認方法として5ミリほどの細かい線のような足跡があればネズミの足跡です。他のも薄暗く狭いところに小麦粉や重曹といった粉を撒いてネズミが通ったか確認する方法もあります。

噛み跡

歯が伸び続けるため、固いものを噛んで歯を削る習性があり、家の柱や押し入れの中の木材を齧り歯を削ったりします。また場合によっては電気の配線を齧ったり家具を齧ったりと生活上の被害やトラブルにも繋がる事に可能性もあります。家の天井裏や押し入れの中は特に木クズが落ちていることが多いため注意が必要です。

シミ

天井裏に5センチ前後のシミがある場合は糞尿をしている証拠です。ネズミが1匹から2匹、2匹から3匹と増えてしまうと被害が大きくなる可能性があり天井裏以外のお部屋の中などにも被害を及ぼす可能性も。

ネズミ駆除の方法

1:追い出し

追い出し煙を複数個購入し被害箇所である床下や天井裏などに使用します・

2:毒エサ

毒エサを設置してネズミの数を減らします。餌場や通り道に設置するのが効果的です。

3:トラップ

粘着テープを通り道に設置しましょう。トラップ中央に果物やお菓子を置くとより効果的です。

4:穴を封鎖

侵入経路を特定して、侵入を防ぎます。床下の通気口は特に注意しましょう。

5:掃除

掃除もネズミ駆除の重要な工程の一つです。家を綺麗に保つことで、ネズミ駆除以外のも様々なメリットが◎

6:防除

ネズミにとって不快な環境を作りましょう。ネズミの嫌いな臭い(ハッカ油・ワサビ・生姜・紫蘇)や検知ライトの設置も効果的です。

上記は自力で対策・駆除できる正しい対策ステップです。これでも被害が収まらない場合はプロに依頼をすることをオススメします。

ネズミの被害は必ず対処しよう

近年都心部で被害件数が増えており被害を放置すると次々に繁殖して人への健康被害に及ぶ可能性も。人に被害が無くても電気系統の配線を齧り、火災が起こる危険性もあります。

ネズミの及ぼす被害として建築材料に構造的損傷を引き起こす可能性、電線断裂により漏電や火災の可能性、家具や書類・衣類を齧ったり病原菌の感染と被害の放置はリスクだけが膨らみ何一つ良いことはありません。早めの駆除であれば個人での駆除で間に合うことも多いですので対策はお早めに。

駆除の助成金について

プロに依頼するとお金がかかりますが一部地域では助成金を提供していることも。一般的には商業施設や産業団体のものが多いですが一般住宅向けの助成金が適用される市町村もあります。プロに依頼する前にお住まいの地域が該当エリアの場合は使わないと損です。

自分で駆除できない場合

個人でネズミ駆除を試すもネズミの被害が止まらない。そんな時は駆除専門家に早めに相談しましょう。ネズミは繁殖力も強いため対策が早ければ早いほど被害も駆除・対策費も最小限に抑えることができます。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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