賃貸でも壁紙の貼り替えは出来る?

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壁紙を変えると、部屋の印象が大きく変わりますよね。

賃貸にお住まいの方でも、気分転換や模様替えなどの理由で、壁紙を貼り替えてみたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
今回は、賃貸で壁紙を貼り替える場合の注意点や方法について紹介していきます。

1. 賃貸でも壁紙の貼り替えは出来る?

賃貸での壁紙の貼り替えは、基本的にNGです。なぜなら、入居者には原状回復の義務があるためです。

貸主と交わした「賃貸借契約書」にそのことが記載されているかと思います。
貼り替える前に「賃貸借契約書」の確認をし、貸主に許可を取りましょう。
貸主から承諾をもらえなかった場合は、残念ながら貼り替えは出来ません。

しかし、中には入居者側が、退去時に原状回復を自費で行うという場合は、貼り替えても良いという貸主の方もいます。

こういった場合もあるため、無断で張り替えることは避けて、必ず貸主に確認をとるようにしましょう。

2.賃貸でも出来る壁紙の貼り替え

賃貸 壁紙 貼り替え

賃貸でも出来る壁紙の貼り替え方法をご紹介します。

2-1.シール壁紙

デザインが豊富にあり、安価なものもあります。

使い方は簡単で、裏紙を剥がして貼るだけです。名前の通りシール式なため糊が必要ありません。
中には、素材を水に浸して糊の粘着力を戻して切手のように貼れる壁紙もあります。

剥がす際は、ペラっとめくるだけのものや、専用のはがし液を使用するものなど様々です。
たくさんの種類があるので、お気に入りがきっと見つかるはずです。ぜひ、気になるものがあれば挑戦してみて下さい。

2-2.糊やテープを使う

シールではなく、糊や両面テープを使用して壁紙を貼る方法もあります。

ローラーを使って糊をつけ、壁紙を貼ります。まんべんなく壁に密着させることが出来るためおすすめです。
ただ、接着が強力だと原状回復が難しいので、剥がす際のことも考えて賃貸向けの糊を選んで下さいね。

もうひとつ、注意点としては糊の成分です。内容によってはシックハウス症候群を発症することもありますので、注意してください。

糊で貼るのはハードルが高い…と思う方は、剥がせる両面テープはいかがでしょうか。
広範囲でなければ、テープでの貼り替えはおすすめです。
そのまま両面テープを壁紙に貼るのではなく、養生テープの上から貼ると良いです。

そうすることで、剥がす時に壁紙も一緒に剥がれてしまうのを防ぐことが出来ます。もしくは、壁紙専用の両面テープも販売されているので、そちらを使用してみるのも良いでしょう。

2-3.ホッチキスを使う

ホッチキス

簡易的に壁紙を貼り替える方法として、ホッチキスを使ってみるのはいかがでしょうか。
一度、画鋲で仮止めをし、シワを伸ばしながらホッチキスを打っていきましょう。

「壁に画鋲やホッチキスで穴を開けても良いの?」と疑問に思う方もいるかと思いますが、そういった穴は「原状回復の義務は発生しない」と国土交通省のガイドラインで書かれています。

ですので、画鋲程度の穴は特に問題ありません。それでも、気になる方は貸主に確認しておきましょう。

ホッチキスで貼り替えるメリットは、手軽であることと糊などと比べて床が汚れる心配がないことです。
コストも抑えられます。デメリットはホッチキス部分が錆びる可能性があるのとシワができやすいなどです。

2-4.壁紙貼り替えのよくあるトラブル

よくあるトラブルが、「壁紙が壁に接着しない」です。
剥がす際のトラブルが多いように思われがちですが、実はそうではないのです。

お気に入りの壁紙を見つけて、いざ貼ってみても壁の材質との相性が悪く、上手く接着しないことがあります。

そのため、必ずサンプル品などを使って試し貼りをしてから本番作業に移ることをおすすめします。

もう一つ、よくあるトラブルとして
剥がす際に、「粘着部分が壁紙に残ってしまう」というものです。どうしても長期間貼っているとそういったトラブルが起きがちです。
そのようなリスクを踏まえた上で作業を行いましょう。もし起きてしまった場合は、市販のシール剥がしなどで対応してみてください。

3.DIY賃貸物件

DIY物件

原状回復など気にせず、自由に模様替えしたいという方はDIY賃貸物件がおすすめです。

3-1.DIY賃貸物件とは?

DIY賃貸物件とは、入居者自身が内装や設備をリフォームすることが出来る物件のことです。

3-2. DIY賃貸物件のメリット

自由にリフォームすることが出来ることと、退去する際も、原状回復をしなくても良いというのが最大のメリットかと思います。

3-3. DIY賃貸物件のデメリット

あくまで賃貸ですので、どの程度までリフォームして良いのかは一度、貸主に確認は必要です。

それに加えて、どれだけこだわって内装を変更しても引っ越しの際は、貸主に返さなくてはいけません。

また、DIY物件は築年数が古い場合が多いのもデメリットのひとつです。
それを理由に、数年後に取り壊しの計画が出てくる可能性もあります。

4.まとめ

いかがでしたでしょうか。

自分で壁紙を貼り替えるのは、ハードルが高いという方は業者にお願いしてみるのも良いかもしれませんね。

費用はかかってしまうものの、綺麗に貼れますし、壁紙選びから手伝ってもらえたりと安心です。

疑問点があっても聞くことが出来るのも良い点ですよね。
ぜひ壁紙貼り替えを楽しんでみてくださいね。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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