マットレスなどに潜むダニ対策

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梅雨の時期や夏の始まりの時期にポツポツとダニに噛まれた跡はありませんでしたか?
痒みに悩まされた方は、ダニ対策をしておかないと今度は秋頃に咳、くしゃみ、鼻水などに悩まされるかもしれません。
今回はなかなか駆除しきれない厄介なダニについてご紹介していきます。

ダニの特徴

一般的な家の中には10~20種類のダニがいるといわれており、中でもチリダニ、コナダニ、ツメダニが多く、いずれも体長約0.3~0.8mmと非常に小さいのが特徴です。

ダニは温度が20~30℃、湿度が60%以上の環境で活動が活発になるので、6~7月は、一年の中でもダニが増えやすい時期とされています。

そして増えたダニの糞や死骸などが原因となり9〜10月はダニアレルギーを発症しやすい時期となります。そのため梅雨の時期から秋頃にはダニに注意が必要です。

ダニが増える原因

ダニが増えやすい環境は、

・室温20〜30℃

・湿度60%以上

・フケ、アカ、髪の毛、食べ物のカスなど、ダニのエサとなるものがある

3つの条件が揃った場合ダニが増えやすくなってしまいます。

例えば冬場などに加湿器をよく使う部屋や風通しが悪く湿気の溜まりやすい部屋、掃除されておらずホコリの溜まった部屋などはダニが発生しやすい環境となるため注意しましょう。

ダニ対策せずに放置していると

鼻炎

掃除が行き届いていないとダニの死骸を吸い込んでしまう可能性があります。
ダニが持つアレルギーの原因物質であるアレルゲンが、人間の免疫反応を過剰に働かせてしまうため、日常的に吸い込んでいるとアレルギー症状が引き起こされる場合があります。

アレルギーの症状には様々な種類があります。

・アレルギー性鼻炎

鼻水、鼻づまり、くしゃみなどの症状を引き起こします。

・喘息

呼吸をすると喉からヒューヒューと音が聞こえて息苦しさを感じます。

・アトピー性皮膚炎

皮膚のバリア機能が低下して乾燥やかゆみを伴う湿疹が出たり治ったりを繰り返します。

・アレルギー性結膜炎

目がかゆくなり異物感を感じることがあります。

ダニの駆除方法

布団の内部まで高温にする

マットレス

定期的に布団を干して乾燥させることで、ダニが棲みにくい環境にはなります。しかし、ダニは50℃以上の環境を20分以上維持しないと死滅には至りません。晴れた日に布団を干すと、布団の表面は温まっても、内部はあまり温まらないためダニは内部に逃げてしまいます。
布団を干すだけではなく、布団乾燥機などを使って布団の内部までしっかり高温にして、ダニを駆除しましょう。

燻煙剤を使用する

燻煙剤は部屋の隅々まで薬剤を行き渡らせるため、隠れたダニも駆除できます。しかし、多くの燻煙剤は食品や食器などに薬剤が付かないように養生したりペットや熱帯魚など生き物を飼っている場合は移動させるなど、事前に準備が必要ですので、使用上の注意をよく読みましょう。
燻煙剤の使用後は窓やドアを開けてしっかりと換気し、掃除機をかけてダニの死骸を除去しましょう。

掃除機をかける

畳や布団、カーペットに潜んでいるダニは、掃除機をかけて駆除しましょう。
しかし、生きているダニは毛足の長いラグの奥や繊維にしがみつくため、掃除機ではほとんど吸い取れません。
布団を乾燥させたりしてダニを駆除した後や、ダニは暗いところを好むとされているため帰宅後すぐに掃除機をかけることなどが有効です。

家中のダニを増やさないための予防方法

こまめな換気

換気

これまでにお伝えしたようにダニは高温多湿を好みます。室温25℃、湿度60%を超えると急激に繁殖してしまいます。
窓やドアを開けてこまめに換気をしたり、除湿機を活用してダニが繁殖しにくい環境をつくりましょう。

ダニのエサとなるものを残さない

ダニは髪の毛やフケ、カビやホコリなどをエサにします。
週に1回は家具の裏側まできちんと掃除し、エサとなるものを残さないように隅々まで掃除しましょう。

床の水拭き

特に秋はダニの糞や死骸が増えるため、ハウスダストが床に落ちている朝一番にウェットタイプの床クリーナーなどで床の水拭きをしましょう。
ポイントは1番初めに水拭きをすることです。
先に窓を開けたり、掃除機をかけてしまうと、せっかく床に落ちているハウスダストが舞い上がってしまうからです。
定期的に床クリーナーやモップで水拭きの掃除をしましょう。

ダニの温床となるものを無くす

布製のソファやカーペット、ぬいぐるみなどはホコリや皮脂が溜まりやすくダニの温床になりやすいので注意が必要です。
床はカーペットよりもフローリング、ソファは布製よりもナイロンや革製の方が掃除しやすいためオススメです。
ダニの巣になりやすい環境を少しでも減らすことが大切です。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はダニ対策についてご紹介しました。ダニは対策しないと増え続けてしまい、アレルギーの原因にもなりかねません。

こまめな掃除や今回ご紹介したダニ対策をぜひ実践していただき、快適な住環境を保ちましょう。

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