エアコンが効かない原因とは?チェックポイントのまとめ

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夏の暑い日にエアコンをつけても、なかなか部屋が涼しくならないことってありますよね。
そんなとき、エアコンに何かトラブルが起きているのかもしれません。 この記事では、エアコンが冷えない原因とその対処法について、ひとつひとつ整理してご紹介します。
さらに、今年2025年の猛暑予報も踏まえ、エアコン+αでさらに涼しくなる工夫についても解説します。

1. 室内機のフィルター汚れ

原因
エアコン内部のフィルターにホコリや汚れが溜まっていると、空気の流れが悪くなり、冷却効率が大幅に下がります。

対処法
・フィルターを取り外して掃除機で吸い取る
・水洗いして陰干しする
・2週間に1度の定期的な掃除がおすすめ
ポイント:フィルター清掃だけで、電気代の節約にもつながります!

室内機のフィルター汚れ

2. 室外機のトラブル

原因
室外機周辺に障害物があると、排熱がうまくいかず冷却能力が落ちます。
また、室外機本体の故障が原因の場合もあります。

対処法
・室外機の周囲1m以内には物を置かない
・室外機のフィンに汚れやゴミが詰まっていないかチェック
・異音がする、動いていない場合はすぐに業者へ相談
注意:室外機内部は専門知識が必要なため、自己分解はNGです。

3. 冷媒ガスの不足・漏れ

原因
冷媒ガス(フロンガス)が不足すると、エアコンは正常に冷却できません。
特に設置から5年以上経過している機種では、ガス漏れのリスクが高まります。

対処法
・プロによるガス充填・漏れ箇所修理
・ガス補充だけでは根本解決にならないため、漏れ原因の特定が重要
ポイント:最近のエアコンはガス漏れ検知機能が搭載されているモデルもあります。

冷媒ガスの不足・漏れ

4. ドレンホースの詰まり

原因
エアコン内部で発生する結露水は、ドレンホースを通じて外へ排出されます。
このドレンホースがホコリや虫、カビなどで詰まると、排水できずにエアコン内部に水が溜まり、冷却効率が下がったり、運転が止まってしまうこともあります。

対処法
・ホースの出口にゴミや泥が詰まっていないか確認する
・詰まりがある場合は、掃除機や専用ポンプで吸い出す
・防虫キャップを取り付けて、虫の侵入を防ぐ
ポイント:水漏れや異臭のサインが出たら、ドレンホースの詰まりを疑いましょう!

5. リモコン設定ミス

原因
「送風モード」になっている、「除湿モード」で冷却力が弱いなど、リモコンの設定ミスが原因の場合もあります。

対処法
・冷房(COOL)モードになっているか確認
・風量を自動設定にすると効果的
・タイマー設定をオフにしておく ポイント:モード、温度、風向きの3点を必ず確認しましょう。

6. エアコン本体の経年劣化

原因
エアコンの耐用年数は約10年が目安。
内部部品の劣化や、性能の低下が原因で冷えが悪くなります。

対処法
・使用10年以上のエアコンは買い替えを検討
・修理よりも省エネ効果の高い最新モデルへの交換がおすすめ
ポイント:最新エアコンは電気代が30%以上節約できるものもあります。

今年の夏は猛暑に注意!

2025年の夏は全国的に平年よりかなり高温となる「猛暑」が予想されています。
特に関東地方では、梅雨明け後の7月中旬から8月にかけて、最高気温が35℃を超える「猛暑日」が続く可能性が高いです。
また、秋にかけても厳しい残暑が続き、9月以降も30℃前後の暑さが続く見込みです。

今のうちからエアコンの点検・メンテナンスをして、快適な夏を迎える準備をしておきましょう!
夏本番にエアコンが故障すると、修理業者も混み合うため、早めの対策が安心です。

今年の夏は猛暑に注意!

エアコン+αでさらに涼しくなる方法

エアコンを使っていても、外気温が高すぎると室内がなかなか涼しくならないこともあります。
そんなときにプラスできる工夫をご紹介します。
1.扇風機やサーキュレーターを併用する
エアコンの冷気は床にたまりやすい性質があります。
扇風機やサーキュレーターで空気を循環させると、部屋全体に冷気が行き渡ります。
【ポイント】扇風機は「上向き」にして、天井に向かって風を送ると効果的!
2.窓に遮熱・遮光対策をする
窓から侵入する日差しは、室内温度を一気に上げます。
遮光カーテン、すだれ、断熱シートを使うと、外からの熱を大幅にカットできます。
【ポイント】窓ガラスに貼る断熱フィルムも効果大!
3.室温が上がりにくい工夫をする
調理やアイロンなど、熱を発生させる家事は涼しい時間帯に行いましょう。
電球をLEDに替えるだけでも、発生する熱を減らせます。
【ポイント】「人や家電の熱」を意識して減らすのがコツ。
4.保冷グッズを活用する
冷却ジェルマット、ひんやり抱き枕、クールタオルなどを使うと、体感温度を下げられます。
【ポイント】就寝時にも使えるので、寝苦しい夜にもおすすめ。
5.エアコンの設定を見直す
設定温度を「26℃前後」にし、風量は「自動モード」にすると効率的に冷えます。
風向きは「水平」か「やや上向き」に設定すると冷気が部屋に広がります。
エアコン単体では限界があるときも、こうした工夫を取り入れることで、体感温度を効果的に下げることができます。
ちょっとした工夫が、夏の快適度を大きく左右します。

まとめ

エアコンが冷えないときは、まず次の順番で確認してみましょう。

1.フィルターの掃除はできているか?
2.室外機に異常や障害物はないか?
3.冷媒ガス漏れの可能性は?
4.室内環境の改善(遮光・換気)は?
5.リモコン設定に間違いはないか?
6.本体の年数と状態をチェック
7.異常が続く場合はプロに相談

これらを見直しても解決しない場合は、無理に自己判断せず、専門業者へ相談するのがベストです。 エアコンは快適な夏を過ごすための必須アイテム。
日頃のメンテナンスを心がけることで、トラブルを未然に防ぎ、電気代も節約できます。
さらに、エアコンにちょっとした工夫をプラスすることで、猛暑の夏でも快適に乗り切ることができます。
今年の夏も、涼しく快適な空間で元気に過ごしましょう!

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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