厳しい寒さが続くと、温かいお風呂で一日の疲れを癒したいですよね。
しかし、お風呂場も築20年以上経つと浴槽の細かいひび割れや、壁のカビ汚れ等が気になってきませんか?
毎回大変なお風呂掃除が少しでも楽になるような、おススメのリフォームをご紹介します。
ユニットバスとは
タイル貼りされているような在来工法の浴室ではなく、
あらかじめ工場で作られた壁・床・天井などを現場で組み立てて造る浴室のことをユニットバスと言います。
現場での作業が最小限に抑えられるため、工期も短くコストも抑えられるお風呂です。
浴室リフォームの相場
ユニットバスにリフォームする場合の相場は80~120万円ほどです。
選ぶグレードやオプションによって、金額は様々です。
部品別の種類
浴槽
FRP・・・
強化繊維プラスチックのことで、ガラス繊維と樹脂材を混ぜて作られます。
〇メリット 価格が安い。浴槽の形の種類が豊富。
×デメリット 劣化・変色しやすい。
人工大理石・・・
アクリル樹脂やポリエステルを主成分として大理石に似せて作られたものです。
〇メリット FRPと比べて傷や汚れが付きにくく、手入れが楽。
×デメリット 価格が少し高い。
ホーロー・・・
ガラス質の釉薬(ゆうやく)を金属の表面に焼き付けてつくられます
〇メリット 耐久性・保温性が高い
×デメリット 価格が高い、非常に重いので床の補強が必要になる
浴室サイズ
メーカー
例えば、浴室の内側の寸法が160cm×160cmだと、メーカーの規格の1616サイズになります。
一般的に多いサイズは、
・戸建て 1616サイズ(1坪)
・マンション 1216(0.75坪=2.48㎡)
ユニットバスからユニットバスに交換する場合は、年々壁などのユニットが省スペース化されているので、1サイズ広くできるかもしれません。
見積の際には現地調査も必ずセットでお願いして、業者さんに相談してみましょう。
シャワー水栓
・空気を含んだ節水型のシャワーや、
・水流を調整できるシャワーなど、
メーカーによって様々な機能を持ったシャワー水栓があります。
お財布にも環境にも優しい、節水型のシャワーを選びましょう。
床
お風呂場の床は、断熱材が入ったものが主流となり、冬場でもヒヤッとしにくいです。
目が細かいデザインの床タイルは、足の裏との接地面を減らすため、冷たさが感じにくくなります。
また、タイルの目が細かいと排水口への水の流れがスムーズになるため、床が乾きやすく、カビの発生を抑えてくれます。
TOTO
2つの層で冷気をシャットアウトするW断熱構造で、床の暖かさ・クッションの柔らかさを同時に実現。
LIXIL
床の表面加工により、汚れと床の間に水が入るのでシャワーを流すことで汚れが取れやすくなる。
見積時の確認するポイント
リフォームを検討する際は3社ほど相見積を取りましょう。
- 工事費用に、既存浴槽等の解体・撤去費用含まれているか
- 給排水の確認(経年劣化等で交換の必要があるか)
- マンションの場合、運搬費追加発生しないか
などを確認し、比較しましょう。
省エネ
浴室のリフォームをして、快適さと同時に光熱費を抑えることができます!
- 断熱・保温性能の高い浴槽だと、お湯が冷めにくいので追い炊きを減らせる
- 水とお湯の切り替えがあるシャワー水栓、水栓を選び、ガスの使用を抑える
- 気密性の高い窓に取り換えて、浴室内の保温性を高める
すまサポで出来る事
すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!