2019年12月に新型コロナウイルス感染症が流行してから約3年が経ちました。
在宅ワークに切り替わり戸惑っていた方ももう慣れ親しんだのではないでしょうか。
しかし毎日の通勤がなくなり、お家で快適に仕事ができてもオン・オフの切り替えができないと悩む方が多くいます。
今回はコロナ禍で暮らしはどう変わったのか、また、在宅ワークにオススメのリフォームをご紹介します。
コロナ禍を経た暮らし方の変化
コロナ禍の住宅業界
コロナで海外に工場を持つ製品の工場停止による供給停止などで、一時期は深刻な物資不足で着工が遅れたり、アメリカで住宅建設増加の影響を受けて木材の価格が高騰したりしました。
国内での住宅の需要は、エレベーターや宅配ポストなど共有部分を持つマンションより、近隣と適度な距離を保てる郊外の一戸建のニーズが高まっているようです。
働き方の見直し
zoomなどを活用して取引先に出向かなくても打ち合わせができるため、住む場所や働く場所に縛られなくなりました。
テレワークを導入することで通勤時間が短縮できる分、子育てと仕事を両立しやすくなり、出産後に職場復帰しやすい環境になった会社も多くあります。
住宅の在り方
自宅で仕事をしているためかonとoffの切り替えが難しくなったという方もいます。
せっかく通勤時間が減り、家族との関わりやプライベートを楽しむ時間が増えても、仕事モードが抜けないとしっかり休息できません。
そこで仕事と自宅での安らぐ時間の切り替えが上手くできるように、仕事専用の空間の需要が高まりました。
コロナ禍で増加したリフォーム
玄関
外出先から家にウイルスを持ち込まない為に、玄関に手洗いを設置したり、帰宅後すぐに上着をしまえるようにクローゼットを玄関に設置するニーズが増えています。ウイルスだけでなく、花粉症対策にも有効です。
収納
在宅ワークや休校により自宅で食事をとる機会が増えると、それだけ食材や日用品を収納しておくスペースが必要になりますよね。新築を建てる際は、キッチン近くのパントリーや、階段下のデッドスペースを活用した収納スペースを作ることがオススメです。
省エネリフォーム
自宅で仕事をしていると、エアコンを使う時期には光熱費が気になりますよね。
今までは帰宅後や週末に自宅で過ごしているときに少し気になっていた程度でも、一日中家に居るとどうにか改善したくなる方も多いのではないでしょうか。
エアコンの性能や古さによって効きやすさが変わりますし、お家の気密性・断熱性によっても変わります。特に窓は外部の熱の出入りする量が一番多いとされています。築年数が古くて一枚ガラスのお家などは、複層ガラスに取り替えるだけでも断熱性アップの効果を十分に実感できるオススメのリフォームです。
また一日中自宅で生活しているとトイレの使用回数も増えます。節水タイプにリフォームすることで、1回の水の使用量を抑えることができ、年間で見ると14000円以上節約できます。(※10年ほど前のトイレ(1回約13L)を、最新の節水トイレ(1回約4.8L)にリフォームした場合)
ワークスペース
在宅ワークで家の中に仕事場が必要になったことから、ワークスペースの需要が高まりました。しかし、リフォームで新たに場所を作るのは難しいので、押入れをワークスペースとしてリフォームされることが増加しました。会議で声のボリュームに気をつけたり、無音で集中したい方などは既にある居室を防音仕様にするリフォームも可能です。
在宅ワークオススメ家具
昇降デスク
座りっぱなしの時間が長時間続くと、下半身の血流が悪くなり健康によくないと言われていて、腰痛や足のむくみの原因にもなります。
昇降デスクを活用すれば午前は座って、午後からは立って仕事をすることができ、昼食後の眠気からも解放され集中しやすくなるのでオススメです。
オフィスチェア
会社でよく使われている椅子は、長時間座っていても疲れにくいものが採用されていることが多いです。
しかしお家のダイニングチェアやソファでは、長時間座って作業していると腰が痛くなり集中力も途切れやすくなってしまいます。
長時間のデスクワークにお悩みの方は自分に合ったオフィスチェアの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
まとめ
仕事場が自宅になったり、休日でも外出しづらかったりでお家で過ごす時間が増えた方が多くなったと思います。増えたお家での過ごし方を見直して、より快適に暮らしたい方はリフォームしてみてはいかがでしょうか。
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