外壁の塗装が色あせてきた?外壁を触ると手に付く粉は何?と思ったら、塗装が必要なサインかも?!

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お家の外壁が新築の時に比べて色が薄くなったな、

雨の次の日でも外壁のシミのようなものが乾かないな、

外壁に服が擦れた時に白い粉が付着した

などと気になったことはありませんか?

お家の経年によって外壁の塗装も劣化します。

放っておくと見た目だけではなく、内部の構造にまで影響を及ぼす可能性があります。

今回は、外壁塗装の必要性や種類と、塗装工事を依頼するべきタイミングをご紹介します。

外壁塗装の目的

建物を保護する

外壁塗装の目的の一つは建物を雨風や環境の変化から守ることです。塗装の効果が薄くなってくると、紫外線や雨などの影響を受け、外壁材そのものの劣化に繋がります。

塗料の成分によって効果や有効な期間が違いますので、お住まいの地域や目的に合わせて選択しましょう。

美観のため

塗装が色あせていたり、部分的にはがれているとそれだけでお家全体の見た目の美しさが損なわれます。

定期的な外壁の塗装をすることで新築当時のような美しさを取り戻せます。

外壁塗装の種類

外壁塗装には様々な種類があります。今回は代表的な3種類をご紹介します。

刷毛塗り

刷毛塗りとはその名の通り、刷毛(はけ・ブラシ)を使用して塗装を行うことです。職人が手作業で施工を行います。

・メリット

職人の手作業になるので塗料の飛び散りが少なく、細かい部分まで施工できます。

・デメリット

手間がかかるので工期が長くなります

ローラー塗り

・メリット

刷毛よりも作業時間が短く、吹き付けよりも塗料の飛び散りが少ないです。

・デメリット

道具の手入れ状態によって仕上がりに差ができてしまいます。

正しく手入れがされていないローラーだと気泡が入ったりしてしまいます。

吹き付け塗装

・メリット

広範囲を短時間で施工できるので工期が短いです。

・デメリット

広範囲を吹き付けるので、飛び散りが多く、塗料のロスが発生します。

外壁の種類

外壁には下記のような種類があります。

レンガ・タイルなどの一部の素材を除いて、ほとんどの外壁材は耐久性を高めるために塗装が必要になります。

窯業系サイディング

サイディングとは外壁に貼る仕上げ用の板材のことです。

窯業系は日本で一番メジャーな外壁材で、セメントを主成分として製造されています。 

・メリット

デザインや色などのバリエーションが豊富

工場生産で工期が短くコストパフォーマンスが良い

防火性・遮音性に優れている

・デメリット

サイディングのみでは防水性が無い

サイディングの繋ぎ目のシーリングの定期的なメンテナンスが必要

モルタル

水・骨材・セメントを調合したもので、コンクリートのように時間の経過と共に硬化します。

・メリット

耐久性に優れている

仕上げの塗り方などでデザインにこだわれる

シーリングが不要

・デメリット

ひび割れが起こりやすい

防水性がない

金属サイディング

表面:ガルバリウム鋼板、裏:断熱材が一体となることで、室内に熱が伝わりにくく、製品も軽いため地震にも有利な外壁材です。

・メリット

防音性・断熱性がある

割れが起きにくい

・デメリット

へこみや表面の傷が付きやすい

サビが発生しやすい

(例外)レンガ

日本では塗装が必要な外壁材がほとんどですが、レンガは耐水性・防火性が高く、紫外線にも強いので、塗装無しでも日光や雨にさらされてもほとんど劣化しない素材です。

しかし、地震などでレンガが割れたり、崩れてしまうと大掛かりな補修工事になりがちです。

海外にはレンガ造りで築年数が数百年の歴史的な建造物が沢山ありますが、

地震大国である日本ではあまり向いていません。

劣化のサイン

外壁が劣化してきたと判断するは症状は多々あります。

中にはしばらく様子を見て相談しても良いものもありますが、すぐに塗装が必要な緊急性の高いものもあります。

直ぐに対応をしたほうが良い項目に当てはまる症状がある場合は、早めの対応を推奨します。

色褪せ

塗装後数年で色が薄くなったり、艶が無くなります。

塗装したての頃に比べて雰囲気は変化していますが、塗装の効果に問題はありません。

カビ・汚れ

外壁が汚れても本来は雨などで汚れが落ちるはずですが、塗装の効果が薄れると汚れが付きやすく落ちにくく、苔が生えやすくなります。

塗装の劣化が始まり、効果が薄れてきている状態です。

チョーキング

塗料の経年劣化で、塗料の成分である顔料が粉状になって現れた状態で、外壁を触ると白い粉のようなものが付着します。

塗料の防水性が低下している状態ですので塗装することをおすすめします

クラック

紫外線や雨風の影響で塗装にひび割れが発生します。

0.3mm以上のひび割れは塗装の劣化だけでなく、下地材まで劣化が進んでいる場合があります。業者に見てもらい早めの対応が必要です。

剥がれ

塗装の種類によって塗装が剥がれる時期は違いますが、アクリルの塗料などは早くて3年ごろから塗装が一部ポロポロと剥がれている場合があります。

外壁を守る役目の塗装が剥がれてしまっている状態ですので、こちらも早めの対応が必要です。

雨漏り

クラックや剥がれを放置していると、室内の壁に水染みが発生してしまう場合があります。外壁から浸水し、壁の下地まで腐食が進んでいる可能性もあります。

塗装が必要となってくるのは、チョーキングやクラックが見られる頃です。

放置しておくと外壁の劣化が進み、雨漏れの原因になったり、その後余計な補修工事が発生する可能性がありますので、早めに業者に相談しましょう。

まとめ

ひび割れや剥がれなどを放置しておくと、

外壁塗装の本来の目的である防水性が損なわれ、

外壁内が浸水し、建物の構造部分が劣化を促進させてしまう恐れがあります。

しかし、いざ外壁を塗装しようとしても、足場の設置やシーリングの内換え、高圧洗浄による汚れの洗浄など

面積の広い外壁ならではの作業が発生し、塗装のみの工事費用では収まらないこともあります。

外壁塗装を行う際には、普段は余り気にかけない屋根の塗装や、雨どいの洗浄・ネットの設置など、

他の施工も合わせて行うことで工事費用の負担がお得になることもありますのでぜひ検討してみてください。

マンションと違って戸建住宅の場合は、個人でお家のメンテナンスを考えなくてはいけません。

10年に一度はお家のメンテナンスを検討してはいかがでしょうか。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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