台風の発生・上陸は7月~9月にかけて多くなります。
その年によって被害の大きさは様々ですが、台風が来る前にできるお家の対策をしておきたいですよね。
万が一被害に遭われたら、その部分だけを修理すればいいと考える方も多いのではないでしょうか。しかし、台風が通過してから工事業者に修理を依頼しても混雑している可能性が高く、すぐには対応してもらえない場合があります。
業者が修理してくれるまで、ブルーシートで屋根を覆ったり、雨漏りを我慢し続けなくてはなりません。
その間にも、破損箇所の被害や建物の劣化がどんどん進行してしまいます。
今回は台風被害に遭う前にあらかじめできる準備、お家のメンテナンスをご紹介します。
台風の被害で多いのが、飛来物の衝突による被害です。
屋根の瓦が飛ばされてしまったり、飛来物が窓ガラスに衝突して割れてしまった様子を見たことはありませんか?
また台風による被害には飛来物によるものだけでなく、古いお家の窓だと風が強く吹き付けることで窓ガラスが破損してしまうケースもあります。
いずれの被害も、自分だけでなく周囲の人が怪我をする恐れもあるため、危険に対して十分に備える必要があります。
すぐできる対策
雨戸・シャッターを閉める
強風による飛来物により、ガラスが割れるおそれがあるので、雨戸やシャッターが付いている窓は最後まで閉めてロックしましょう。
また、雨戸やシャッターが取付けできない小窓には、面格子を取り付けておくと、大きな飛来物があっても、窓ガラスが割れるのを防ぐことができます。
側溝・排水溝を掃除する
水害に備えて日頃から、側溝や排水溝の掃除をし、水はけを良くしておきましょう。
また、排水溝の上を塞ぐように物を置いている場合は、雨水の排水を妨げてしまうため、あらかじめ移動させておきましょう。
それでも排水が溢れてお家への浸水が不安な場合は、家の前に土のうを設置することで、道路から家屋内への雨水の浸入を抑えることができます。
外の物が飛ばないようにする
風で飛ばされそうな物は飛ばないようしっかりと固定したり、物干し竿や家の周りのプランターなどの建物や地面に固定せず置いているものは、家や物置の中に避難させましょう。
台風被害が起こる部分
屋根
屋根材の一部にひび割れや欠け、めくれている箇所があると、台風の強風ではがれて落ちてしまう可能性があります。
台風によってさらに被害箇所が大きくなってしまう可能性も高まりますので、すでに破損箇所がある場合は事前に修理しておくことをおすすめします。
雨どい
樋の固定箇所が緩んでいると強風で外れてしまう可能性があります。
雨どいに歪みや金具の外れ箇所があれば台風前に修理をしておきましょう。
また、落ち葉やゴミが溜まると雨水の流れが悪くなり、樋が詰まる原因になります。
屋根の軒樋などは高所の為、ご自身で掃除するのは危険な場合があります。不安な方は迷わず業者に依頼しましょう。
ベランダの排水口も同様に、汚れで詰まっていると、雨水がきちんと排水されずに長時間溜まり、壁や天井から浸水する可能性があります。日頃から掃除をして砂や泥なども詰まらないようにしておきましょう。
窓ガラス・雨戸
台風時の飛来物に対して起こりやすい被害は、むき出しの窓ガラスが割れることです。
シャッターや雨戸を取り付けることで飛来物から窓を守り、窓ガラスの割れ防止対策になります。また、台風時だけでなく防犯面でも役立てることができます。
リモコンで開閉できる電動のシャッターなら、台風接近時でも窓を開けることなく
シャッターを閉めて室内で快適に過ごすことができます。
他にも室内では窓ガラスに養生テープや飛散防止フィルムを貼ったり、カーテンを閉めておくことで、もし窓ガラスが割れてしまった場合に室内に破片が飛び散るリスクを抑えることができます。
外壁
外壁にはもともと防水機能は備わっていません。塗装をすることで塗膜による防水機能が備わります。
一般的に塗料の寿命は約10年程度なので、10年ごとの塗り替えのメンテナンスが推奨されています。
外壁に構造クラックと言う、幅0.3mm以上、深さが5mm以上のひび割れがある場合は、
台風時の吹き込む雨で雨漏りを起こしてしまう可能性があります。
定期的なクラック補修と塗装メンテナンスを徹底しモルタル壁の劣化を防ぎましょう。
また、外壁がサイディング材の場合は、繋ぎ目であるコーキングが劣化していないか確認しましょう。
直射日光を受ける面かによって劣化の進行具合が異なりますが、10年も経つとコーキングが肉痩せし、ひび割れが起きやすい状態になります。ひび割れた状態だと台風で吹き込む雨によって雨漏りしやすくなりますので、事前に確認してみてください。
毎日の紫外線や雨風の影響から外壁は確実に劣化していきます。適切なメンテナンスを行い、防水機能を保護して雨漏りを防ぎましょう。
アンテナ
屋根の上にテレビアンテナを置いている住宅の場合は、アンテナが台風の被害を受ける可能性も考えなくてはいけません。
通常テレビアンテナには強風の影響を受けないように、支線という部品で固定されていますが、支線も経年劣化による不具合から外れてしまうこともあります。
これによってアンテナ本体も台風で飛ばされてしまったり、傾いたりしてしまうことがあるため、台風がくる前にメンテナンスしておくと安心です。
おすすめのメンテナンスサービス
・雨どい洗浄
https://suma-sapo.net/lp_new/amadoi/
・外壁塗装・外壁工事
https://suma-sapo.net/service/index.php?service=103
・屋根塗装・屋根工事
https://suma-sapo.net/service/index.php?service=104
・瓦工事
https://suma-sapo.net/service/index.php?service=105
まとめ
家屋には、屋根材や雨どい、雨戸(シャッター)、外壁材など、様々な部品があります。
築年数が経ち、毎日降り注ぐの紫外線や雨風からの影響で劣化してしまった建物は、台風の被害を受けやすくなります。
台風が発生する前から定期的にしっかりとメンテナンスをしておくことで、強風でも飛散や落下しないように対策しましょう。
結果的に台風の被害を最小限に抑えることができ、工事費用の節約にも繋がります。
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