強風にも耐える屋根材と形状

強風に強い屋根素材と屋根の形状

シェアする
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  
  •  

今月は台風7号が私たちすまサポがある兵庫県に上陸し、関西圏に被害をもたらしました。

ニュースを見ていると強風で屋根が飛ばされてしまったというお家をよく目にしました。

強風で屋根が飛ばされる条件は風速はもちろんですが、屋根に使用する屋根材、形状によって大きく左右されます。

今後屋根のリフォームをする際は台風などの自然災害にも耐える強固な屋根材を選びたいものです。

今回は屋根材の特徴と強風耐性、強風に強い屋根の形状についてご紹介していきます。

強風に強い屋根材

日本の家屋の屋根には古くから使われている瓦や、今流行りのスレートなど様々な屋根材が使われています。

屋根材によってどのような違いがあるのか見ていきましょう。

瓦屋根

瓦は城や長屋に使われる日本で古くから使用されてきた屋根です。

瓦は粘土を焼き上げて成形したもので、紫外線や火災に強く、厚みがあるため遮熱性、防音性に優れます。

屋根の大半が飛ばされてしまうということはほとんどありませんが、強風によって数枚瓦がずれてしまうという被害は多いです。

瓦自体は頑丈なのですが、一番上の層には漆喰という白い石灰質の塗材で隙間を埋めています。

この部分は紫外線劣化しやすく、大雨によって流れてしまうということもあるので、屋根自体が飛ばされていなくても漆喰の隙間から屋根が雨漏りしてしまう被害が考えられます。

強風以外では瓦屋根は地震に注意が必要です。一昔前の熊本地震で、熊本城の瓦がたくさん落ちてしまう光景がテレビ中継で流れていたように、素材の重さゆえに地震で一度ずれてしまうと瓦は落ちやすくなります。

金属系

ガルバニウム屋根

ガルバニウム鋼板は鋼板にアルミニムや亜鉛などでメッキ加工しています。

金属は防水性能が高く、表面の加工により錆びにくい特徴があります。

頑丈な構造をしているため飛来物があったとしても割れにくいので、強風に強いと言える屋根材の一つです。

ただ、ガッチリ固定されていれば安全と言えますが、固定が緩かった場合は軽量のため飛ばされやすくなります。 メンテナンス頻度が少ない金属系屋根ですが、屋根材同士が頑丈に固定されているかの確認は意識しておきたいです。

スレート

スレート屋根

セメント成分に繊維質の材料を混ぜた屋根で、5mm程度の薄い板のような形をしています。

薄い分雪の重みや強風で破損しやすいです。

雨水の侵入も許しやすいので、10年単位で塗料を塗り直すといったメンテナンスが必要になります。

スレート系は強風耐性があまりない屋根材の一つです。

アスファルトシングル

アスファルトシングル

海外では一般的な屋根材で、薄いガラス繊維をコーティングし砂粒で表面を接着した素材です。 釘と接着剤を使用して屋根に固定しますが、固定の大部分が接着剤で占められているため、強風には弱く剥がれやすくなっています。

強風に強い構造の屋根

強風で屋根が飛ばされてしまう条件は屋根の素材に加えて、形状も大きな要因になります。 現在使用される形状の内、使用割合の多い切妻屋根、寄棟屋根、片流れ屋根の強風耐性について見ていきましょう。

切妻屋根

切妻屋根

本を逆さまにしたような形状で、日本で最も数が多いです。

某アニメで青い猫型ロボットが住んでいる家や、日曜6時に放送される某アニメで、静岡県のお家もこの切妻屋根です。

風向きに面する屋根には風圧が加わり、反対側の屋根には上に引っ張られる吹き上げの力が働きます。

切妻屋根の風圧

風圧と吹き上げの力は一方向に働くことで屋根に強い負荷がかかります。

この負荷が加わり続けることで屋根の一部が破損、剥がれてしまう事態が発生します。

切妻屋根には強風耐性はあまりない形状です。

片流れ屋根

片流れ屋根

おしゃれな見た目から近年は人気が上がっている形状です。

屋根が片方の面にしかない構造で、1面に対しての面積が広くなっています。

片流れ屋根の風圧

その分風が当たる面積も大きくなり、反対側にかかる吹き上げの力が大きくなります。

片流れ屋根には強風耐性はあまりない形状です。

寄棟屋根

寄棟屋根

屋根が四方に面を持っている構造をしています。

四方の外壁を守ることができるため、外壁からの雨漏りを防ぎやすくなっています。

寄棟屋根が風を受ける際に特徴的なことは、四方に屋根があることで風の力を分散させることができる点です。

寄棟屋根の風圧

風を受ける面自体も小さいので風圧も弱くすることができ、反対側に加わる吹き上げの力も残りの三面に流すことで、本来の屋根なら一方向に加わるはずの力を分散することができ屋根への負荷を減らすことができます。

寄棟屋根には強風耐性があると言える形状です。

まとめ

強風に強い屋根材は瓦、ガルバニウムなどの金属系です。

瓦屋根は和風の家屋で使用するので、洋風の家屋だと金属系の屋根材を選ぶことがおすすめです。

形状では四方に屋根を持つ寄棟屋根が風の風圧を分散させることができるので強風耐性が強い形状です。

ご自宅がある地域での風の強さ、地震、雪など様々な条件を考慮し最適な屋根の選択をするようにしましょう。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

害虫散布キャンペーン

最適なサービスを診断

CHECK

あなたのお住まいは?