フローリングとカーペットのお手入れ法

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みなさんは正しくお家の床掃除が出来ていますか?
掃除の際に毎回花粉やハウスダストを舞い上がらせてしまっていると、十分な掃除が出来ていなかったり、症状が悪化する原因にもなりかねません。
今回は花粉や黄砂の時期でも快適に過ごせるように正しい床掃除をご紹介します。

フローリング

フローリング掃除ではまず拭き掃除から始めます。いきなり掃除機を掛けてしまうと床に落ちている花粉やハウスダストが舞い上がってしまいます。

雑巾やクイックルワイパーなどで、フローリングの貼り方向へゆっくり拭いていきましょう。

オススメの掃除道具

・フローリングワイパー

使い捨てのシート部分には破れにくく、花粉やハウスダストもしっかり絡めとる吸着成分があるものがオススメです。

・掃除機

フローリングワイパーで取りきれない細かいゴミは、掃除機で吸い取りましょう。
フローリングの溝に沿って、ゆっくりと前後に動かしていき、細かいゴミが溜まりやすい壁際やサッシの境目は、細いノズルを使って念入りに掃除機を掛けましょう。

お手入れ方法

・油汚れ

キッチンの油汚れなどは洗剤を使って落としていきます。
水で薄めた弱アルカリ性の洗剤、もしくは中性洗剤を霧吹きなどの容器に入れ、汚れた場所に吹きかけます。30秒ほど置いた後、乾いた雑巾で擦り拭き取りましょう。

・水垢

水垢掃除

キッチンや洗面所など水回りの床には水垢ができやすいので、スポンジの硬い部分や不織布を使って落としていきます。
頑固な水垢汚れには、クエン酸が有効です。
クエン酸スプレー(水200mlに対して小さじ1のクエン酸を混ぜたもの)を吹きかけて、スポンジや雑巾でごしごし擦り落とします。最後に乾拭きしましょう。

・皮脂汚れ

皮脂汚れには弱アルカリ性の洗剤(重曹やセスキ炭酸ソーダなど)や、もしくは中性洗剤を使用します。皮脂汚れは黒ずみの原因となり、時間がたつと落としにくくなるためこまめな手入れが大切です。
弱アルカリ性の洗剤、または中性洗剤を染み込ませた雑巾で汚れた場所をごしごし拭き取ります。最後に汚れた場所を水拭きした後、乾拭きしましょう。

・注意点

アルカリ性の洗剤は、フローリング表面のワックスなどのコーティング剤が剥がれる可能性があるので注意が必要です。
アルカリ性洗剤は、皮脂や酸性汚れの除去、消臭、除菌に効果的ですが、ワックスなどのコーティング剤が塗布されているフローリングには、台所用の中性洗剤の使用がおすすめです。掃除をする際は、フローリングを傷つけないよう事前に注意点を確認しておきましょう。

カーペット

絨毯

カーペットや絨毯など布製のものは、繊維に花粉やハウスダストが絡まりやすく、より丁寧な掃除が必要です。
掃除機を掛けるだけではなくコロコロなども活用して繊維の奥までしっかりと掃除しましょう。

オススメの掃除道具

・掃除機

カーペットの掃除機がけは、カーペットの毛並みと逆方向からゆっくりと真っ直ぐ掃除機をかけていきます。
毛並みの逆方向から掃除機をかけることで、カーペットの表面だけでなく奥に溜まったホコリやダニなどを吸い取ることができます。何往復かしてカーペット全面を掃除機がけしていきましょう。

・粘着クリーナー

粘着クリーナー

コロコロを転がす際に繊維と逆向きに転がすと、毛の奥に入り込んだ髪の毛や細かいほこりをごっそりと取り除くことができます。
また粘着力にも違うタイプがあるので、掃除する場所によって使い分けることもできます。

・バキュームクリーナー

水を吹き付けて、汚れをすすいでからバキュームで吸い込む家電です。使うのは水ですので、多くの布製品に使用できます。
しかし、絹、アセテート、レーヨン、キュプラなど水に弱い繊維には使用できないので事前に確認が必要です。

シミなどの汚れが気になる場合は、中性洗剤を薄めたものを使って雑巾で表面を拭きます。
汚れが落ちたら雑巾をお湯に浸して固く絞って拭き取りましょう。それでも取れないこびり付いた汚れや、古いシミなどは業者に依頼するのがオススメです。

他にも気を付けるポイントのある床材についてもお手入れ方法をご紹介します。

畳の目にゴミが入り込みやすいので、掃除機や硬く絞った雑巾で取り除きます。その際畳の目の方向に動かしていきます。
い草は、湿気に弱くて繊細な素材ですので、気密性の高い現代の住宅で畳を良い状態に保つためにも、こまめな掃除を心掛けましょう。

クッションフロア

普段のお手入れは、ホコリやチリを掃除機で吸い取り、固く絞った雑巾で軽く水拭きするだけで十分です。
水拭きでは取りきれない汚れがある場合や、クッションフロアの凹凸部分に汚れが溜まり黒ずんできた場合は、薄めた中性洗剤などで拭き取ります。
雑巾だけで汚れがとれない細かい部分などには歯ブラシなどを使ってこすり取ります。仕上げに固く絞った雑巾で、洗剤が残らないように拭き取りましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。今回はフローリングやカーペットなどの床掃除の方法についてご紹介しました。
床掃除は床に落ちている花粉やハウスダストをいかに舞い上げずに掃除するかが重要です。花粉の気になるこの時期に、正しい床掃除方法を実践してみてはいかがでしょうか。

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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