夏になると暑さのせいで、火を使って料理を作るのが億劫になりますよね。
そもそもキッチンは火を使う場所ですので、暑くなるのは仕方ない事と諦めてしまう方も多いかもしれません。
今回は他の居室に比べて暑くなりがちなキッチンで、快適に料理・家事をするためにおすすめのリフォームや手軽な改善方法をご紹介します。
そもそもなぜキッチンは不快なまでに暑くなってしまうのでしょうか?
お家の環境によって原因は様々ですが、
・キッチンに窓が無い
・熱がこもりやすい間取りになっている
・窓から差し込む日光や断熱性能の低くなった壁から熱気が入ってくる
などが原因でキッチンが暑くなってしまいがちです。
これらに注目して対策をしていくとキッチンの暑さを軽減できます。
それではさっそく、キッチンの暑さに関するお悩みを改善するおすすめの方法を8選ご紹介していきます。
①勝手口ドアを通風機能のあるサッシにリフォーム
キッチンでは料理のニオイや湿気がこもってしまいがちです。
窓がないお家は、勝手口ドアを採光通風機能のあるものにリフォームする事でキッチン内の熱気を換気できます。
勝手口ドアを開けておけば、効率よく換気ができて、心地よい風を通すことができます。
網戸が付いているのでドアを閉めたままでも換気でき、虫が入ってくる心配もありません。
また、鍵も閉めたまま、もしくは外カギが無いタイプも選べますので防犯面でも安心です。
日当たりが悪く、窓の無い薄暗いキッチンでは、足元までガラス窓の付いた勝手口ドアがあるだけで自然光を採り入れられ、明るいキッチンで気持ちよく作業できるのでおすすめです。
おすすめの勝手口ドア(YKK ap)
②IHクッキングヒーターにリフォーム
ガスコンロだと、熱している調理器具の他にも周囲にまで熱を発散する(輻射熱)ので、キッチンの気温が上がってしまいます。
IHクッキングヒーターは、鍋やフライパン部分だけを加熱するので輻射熱が少なく、ガスコンロよりも熱効率が良く、火を使わないのでキッチン内の熱気を抑えられます。
ガスコンロを使用しているお家は、IHクッキングヒーターへの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。
③火を使わずに電子レンジで調理する
料理には電子レンジを積極的に活用して、火の使用を控えることで、室内の温度上昇を防げます。
さらに調理の手間も電子レンジに任せられるので、暑さを回避出来るだけでなく時短にも繋がります。
また、炊飯器を活用した料理もおすすめです。具材を入れてスイッチを入れるだけで後は放っておけば出来上がるので、火を使わず簡単です。
暑い日や調理するのが面倒な日にはぜひレンチンや炊飯器料理で、家事の負担を軽減してください。
④キッチン周りの壁でこもる熱気を排除する
袖壁や垂れ壁などの間仕切り壁があると、リビングから来る風を遮ってしまうため、キッチン奥までエアコンの冷気が届かず、冷房効率が悪くなってしまいます。
また、古い間取りのお家だとキッチンの位置がエアコンの風の届きにくいところにある場合もあります。
間仕切り壁を取り除きオープンキッチンにすることで、リビングのエアコンの冷気がキッチンまで届き、快適に過ごせます。
⑤レンジフードのフィルター掃除をする。
掃除を怠って汚れやゴミが溜まると、フィルターの目詰まりを起こし、換気効率が下がって排気がスムーズに行えません。
キッチンの臭いだけでなく、熱気を吸引する力も弱まってしまうので、調理で発生した熱気が換気されずにこもってしまいます。
フィルターは多くのメーカーで1~3か月に1回程度の掃除を推奨しています。
しかし、よく揚げ物をするお家はそれだけ油汚れが溜まりやすいので、油汚れが固まってしまう前にできるだけ早めに掃除しましょう。
そして1年に1回は、ファンまで分解して掃除しましょう。
汚れが落ちにくい、自分で分解するのが不安といった方は、手っ取り早くプロに任せるのもおすすめです。
https://suma-sapo.net/lp_new/rangefood/
⑥断熱性能を高める
古い住宅の場合は、断熱材や外壁材の経年劣化などにより、壁の断熱性能が低下している可能性があります。
その場合、夏の暑い日の外気温がそのまま室内に影響して暑くなってしまいがちです。
お家の断熱性能が高いと、エアコンで冷やした室内の冷気が保たれて、省エネに繋がります。
お家の断熱がきちんと機能しているか気になる方はプロに相談してみてください。
⑦窓やドアに庇をつける
キッチンに窓がある場合、差し込む直射日光によって室内の温度が上昇している可能性があります。
窓の位置が西日の当たる場所の場合、庇やサンシェードなどを取り付けて、直射日光を防ぐリフォームがおすすめです。
庇は窓やドアの上部に取り付けるので、窓ガラスから見える景色を遮ることなく日差しだけをカットしてくれます。
⑧サーキュレーターで熱気を循環させる
サーキュレーターは人に風を当てるのではなく、室内の空気を循環させるためにエアコンと併用したりします。
キッチンに窓がない場合は、風通しが悪く、室内の隅に熱気が停滞しやすくなりますので、サーキュレーターを活用してキッチン奥まで風を送り、空気を循環させましょう。
まとめ
温暖化で年々猛暑が厳しくなってきています。
室内で過ごしていても熱中症で病院へ運ばれる方もいます。
エアコンに頼るだけではなく、より効率的に、室内を涼しく保つリフォームがおすすめです。
ちょっとした工夫やリフォームで、涼しくキッチンを使って、暑い夏を乗り越えましょう!
夏を快適に過ごすためのキッチンリフォームについて検討してみてはいかがでしょうか。
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