トイレのリフォームは必要?和式トイレと洋式トイレのそれぞれのメリット、デメリットとは

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日々生活する中で、和式トイレを見かける機会が非常に少なくなってきていると思います。物件を探している時でもトイレが和式になっているお家は滅多に見なくなりました。

また、洋式トイレの多機能化が進んでいく中、お住まいのトイレが和式の場合、今後の事を考えて、リフォームをする方も近年、増えてきています。

今回の記事では、和式トイレと洋式トイレのそれぞれのメリット、デメリットと、リフォームする際に気をつけるポイントをあわせてご紹介します。

和式トイレの歴史

近年見かけることのない、和式トイレですが、歴史としてはどのくらい古くからあるのか、まず簡単に、和式トイレの歴史についてお話していきます。

日本では、排泄物を貴重な肥料として活用していたこともあり、鎌倉時代から汲み取り式和式トイレが利用されていました。

1900年代に入ってから水洗式の和式トイレが作られるようになり、日本は1960年代までは和式トイレが主流でした。その後、1980年以降になってきますと、洋式トイレが増えてきます。2000年代には9割以上、洋式トイレになりました。

きっかけとしては、1959年に日本住宅公団が洋式トイレを採用し、徐々に洋式トイレが普及し始めたことです。新築住宅を建てる時も、和式トイレではなく、洋式トイレで作られることがほぼ100%です。

今ではわざわざ、和式トイレを注文するかたは少ないですし、稀な案件となりました。

和式トイレの減少

洋式トイレはとても多機能なのが魅力的で、例えば便座が暖かくなる機能や、ウォシュレット機能がついていたりと、多くの利点があり、和式トイレの減少につながっています。

20代の若者世代になってくると小学生のころ、学校のトイレが和式だったというくらいでお家や、施設などで、和式トイレを見かけたり、利用したことがほとんどないという方も多いのではないでしょうか。

実際、和式トイレの生産は減少傾向にあり、洋式と比べて度々改良がされているわけでもありません。

和式トイレのメリット

そんな減少傾向にある和式トイレですが、メリットはあります。

掃除がしやすい

洋式トイレと比べて、和式トイレは構造が圧倒的にシンプルな作りになっています。

隙間や段差も少ないため、汚れがたまることや、掃除が行き届かないという心配があまりありません。

さらに、床がタイルになっていることも多いのでその場合は一緒に洗うことが出来てとても便利です。多くの和式トイレは排水口が、床に設けられていていますのでデッキブラシで洗った水と一緒に排水口に流してしまうことが出来ます。

低価格

洋式トイレに比べると、和式トイレはシンプルな構造なので比較的安価で購入可能です。

詰まりにくい

トイレが詰まる原因として多く挙げられるのが、水に溶けない異物を流してしまった時です。例えばボールペンやハンカチなど、通常だと排水管の奥で詰まってしまい、取り出すのが難しいですが和式トイレの場合、何か落としてしまっても気づきやすく、拾いやすいです。

さらに、排水管が構造的に太くなっていますので、もしトイレットペーパーを大量に流すなどしても構造上、節水出来るような作りにはなっていないので一度に流す水量も多く、詰まりにくいです。

肌が直接便器に触れず、お尻が汚れない

洋式だと直接便座に座りますが、和式だと座ることがないのでお尻が汚れにくいです。

「誰が座ったかも分からない便座に座りたくない。」という方もいるので和式だと抵抗を感じにくくなるかと思います。

和式トイレのデメリット

メリットがいくつかありましたが、デメリットについてはどうでしょうか。

しゃがむ姿勢が辛い

大きなデメリットとして、まずあるのが、しゃがんだ姿勢を維持しなくてはならないことです。

しゃがんだ姿勢の方が、少ない筋力で排便することが出来るなど利点はありますが、特に高齢者の方だと姿勢の維持がとても辛く、筋力も使うのでとても大きな負担がかかります。

悪臭が強い

和式トイレは、流すまで便が空気にさらされていますので、どうしても悪臭が強く出てしまいます。

便座の周りが汚れやすい

和式トイレに慣れていない方だとしゃがむ位置が悪いなどで、便座の周りが汚れやすく、不衛生になりがちです。流す時も大量に水を流すので水跳ねがしやすいというデメリットもあります。

では、洋式トイレのメリット、デメリットはどうでしょうか。

洋式トイレのメリット

姿勢が楽

洋式のメリットとして、大きくあるのが座る姿勢が楽という点です。和式トイレと違って、洋式は座ることが出来るので高齢者の方には特に便利です。

節水が出来る

1960年代から1970年代だと1回のトイレで流す量は20リットル必要でした。

和式トイレと違って、洋式トイレは徐々に開発技術が進み、今では、6リットル程度の水で済むようになっています。

さらにここ最近では、小3.2リットル、大3.8リットルの水で洗浄出来る商品も増えてきました。

冬でも快適

洋式トイレは、年々改良され、嬉しい機能が増えてきています。

例えば、便座部分の温度調整可能で、寒い冬の季節でも快適にトイレを利用することが出来ます。ウォシュレット付きの場合は、温水が出るようになっていたりと、冬場でも気軽に使うことができ、和式では難しい部分が改善されています。

洋式トイレのデメリット

痔になりやすい

洋式トイレは座って利用が可能なので、ついつい長居してしまう方も多いかと思います。そうなると、排便に時間をかける癖がついてしまい、肛門に負担がかかってしまうので痔になりやすくなってしまいます。

掃除が大変

洋式トイレはパーツがたくさんあるので、和式トイレと比べると掃除箇所が多くあります。

直接おしりがつくことに抵抗がある

公共のトイレだと、誰が座ったのか分からないまま、便座に座らなければならないので抵抗を感じる方も多いのではないでしょうか。

そのため、便座用のクリーナーが設置されていることも増えてきています。

実際にリフォームする場合、気をつけるポイントは?

それぞれ、メリット、デメリットをご紹介していきました。

では、実際にリフォームする際、気をつけるポイントはどこなのかご紹介していきます。また、トイレ本体でなくても、壁やドア部分など、ちょっとしたリフォームでも過ごしやすい快適な空間にすることは可能なので、そちらもご紹介します。

トイレリフォームの相場

一般的には10万円から30万円が相場です。基本的には、リフォーム費用の大部分がトイレ本体の価格ですが、和式トイレから洋式トイレへのリフォームだとトイレの本体価格ではなく、工事費用が全体の6割程度を占めることになります。

また、トイレ本体とは別でクロス張替えや棚の設置なども考えると、費用はもう少しかかってきますので、予算は業者としっかり話し合って決めていきましょう。

工事にかかる日数

リフォーム自体、和式から洋式への取替などではなく、洋式トイレの便器と便座の取替のみなら数時間で完了出来るので約1日で済みます。

和式から洋式へのリフォームだと、2日~3日ほどはかかります。

本体以外でもリフォームをお願いするなら工事日数は増えていきますので、気をつけましょう。

ちょっとしたリフォームでも快適に

例えば、トイレ本体ではなく、間取りを変更せずにドアを内開きから外開きまたは、引き戸に変更するだけでも、使い勝手が良くなり、快適に過ごすことが出来ます。壁も消臭効果のある壁紙に変更してみるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

和式、洋式トイレのメリット、デメリットのご紹介とリフォームする際に気をつけるポイントなど、ご紹介させていただきました。

ご予算に合わせて、一度プロの業者に問い合わせてみるのも良いのではないでしょうか。

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