水漏れチェック

浴室、キッチン、トイレ、洗濯機の水漏れチェックと応急処置

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先月の水道料金の請求書を見てみると、いつもより大幅に高くなっている。

水道の蛇口を開くと水圧が弱くなっている。

それはもしかしたら水道管が水漏れを起こしている可能性があります。

蛇口から勢いよく水が吹き出しているのならすぐに事態に気づくことができるのですが、水漏れは意外と目に見えない場所で静かに発生していることが多いです。

今回はおうちの水回りに水漏れのチェック項目を作成しましたので、一度あなたのお家もチェックしてみてください。

お風呂の水漏れチェック

・蛇口、シャワーヘッドの吐水口部分

パッキン

水道のハンドルを閉めているのに、吐水口部分からポタポタと水が落ちてくる場合は、ハンドルの内部のパッキンが破損している場合があります。

・蛇口、シャワーヘッドの接合部

シャワーヘッド

蛇口の接合部はナットと呼ばれる鉄製のリングと、パッキンと呼ばれるゴム製のリングで固定されています。

リングの部分はヒビが入ったりはしませんが、蛇口を繰り返し左右に動かし続けていると緩む場合があり、水を通すと漏れ出すことがあります。

パッキンはゴム製で経年劣化します。

パッキンにヒビが入っていると水を通すと少しずつ漏れ出し、ナットをきつく閉めていたとしても水漏れが発生してしまいます。

・床や壁のヒビ

床や壁にヒビが入っている場合、浴室内の結露や、シャワーを浴びている際にヒビ割れの中に水が侵入し、床下や建物の基礎部分を劣化させる原因にもなります。

洗濯機の水漏れチェック

洗濯機周りは特に水漏れが発生しやすい場所になります。

・蛇口と洗濯機の給水ホースとの接合部

洗濯機蛇口のネジ

蛇口と給水ホースは接合部をニップルという4本のネジで固定しています。ネジの一部が緩んだり、ニップルの中にあるパッキンの劣化により水漏れが発生する場合があります。

蛇口から水漏れしている場合は洗濯機へ給水を始めた瞬間に気づくので分かりやすいです。

・エルボと排水ホースとの接合部

洗濯機エルボ

洗濯機の排水ホースは洗濯機台に備え付けられているエルボとつなぎ留められています。

この部分は他の場所の排水管とは異なり、パッキンやナットで強く固定されているわけではなく、エルボについている針金のようなもので排水ホースを固定しているに過ぎませんので構造的にはかなり強度が弱くなっています。

洗濯機は振動が大きく、いつの間にかホースがエルボからはずれてしまい洗濯台が水浸しになることがあります。

・排水ホースの破損

洗濯機下の排水ホースは、洗濯機本体と洗濯機台との僅かな隙間に配置されています。

洗濯機台の掃除の際には奥までは目が届かないので、気づかぬうちに掃除用品でホースを傷つけてしまい、ひび割れた部分から少しずつ水が漏れている場合があります。

もし洗濯機台から悪臭がしたり、洗濯台にカビが急激に増えてきた場合は排水ホースの破損を疑いましょう。

トイレの水漏れチェック

・タンクの中から水の音がする、便器内に常に水が漏れている

トイレのタンク

トイレの水はタンク内にある浮きゴムによって水量を制御しています。

浮きゴムが破損していたり、浮きゴムとタンクの栓にゴミが詰まっていると常時タンクが開きっぱなしの状態になります。

キッチン、洗面台の水漏れチェック

・シンク下の排水トラップ

シンク下排水管

排水トラップには常に水が貯まっており、排水管からのにおいと虫がシンクに上がってこないようにしています。

排水トラップとシンクとのつなぎ目にもゴムパッキンが使われていますので経年劣化により水漏れが発生している場合があります。

業者を呼ぶ前に自分でできること

お家で水漏れが発生してしまうと焦ってしまいますよね。

水漏れは業者に頼らずに以外と簡単に直せることもあるかもしれません。

以下で紹介する項目はあくまで応急処置に留めておいて、最終的には業者に依頼することが一番安心です。

・止水栓を閉める

蛇口から常にポタポタと水が出続けている場合の応急処置として、給水管の大元にある止水栓を閉めるという方法もあります。

洗濯機や浴室のシャワーは1日の中で頻繁に使用するわけではないので、使用する前に止水栓を開け、使用後に閉めるといいでしょう。

キッチンや洗面所、トイレは頻繁に水を使う場所なので業者に修理をしてもらいましょう。

・ナットをきつく閉める

水漏れの原因は以外と接合部のナットが緩んでいただけという場合が多いです。

ナットはレンチによって閉めることができます。

・ゴムパッキンの交換

洗濯機蛇口のネジ

蛇口の接合部をレンチで分解してみて、水漏れの原因がゴムパッキンによるものと明らかに断言できる場合はホームセンターやメーカーからパッキンを購入して交換しましょう。

・自己融着テープ

自己融着テープ

業者に頼りたくない場合には自己融着テープで水漏れ部位をぐるぐる巻きにして応急処置をするという方法もあります。

素材としてはビニールテープのようなものなので防水性と粘着性を両立しています。

ちなみに筆者の浴室のシャワーヘッドにヒビが入って水漏れしてしまったのですが、自己癒着テープで応急処置をして1年以上も問題なくシャワーを使えています。

まとめ

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すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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