屋根に雪止め金具が必要な家・いらない家

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今年も寒い冬をお過ごしの事と思います。
昨年に続き今年も暖冬と言われていますが、昨今は異常気象が続いているので、雪に対しても油断はできません。

豪雪地帯では例年のように除雪作業を行われているかもしれませんが、
例年あまり雪の降らない地域や、めったに雪が積もらない地域でも、
雪が積もってしまった時の備えがあると安心ですよね。

危険がいっぱい!屋根の上の除雪作業

毎年大変な除雪作業ですが、多雪の年には年間1000件以上の事故が発生し、100人以上が亡くなるという深刻な被害データがあります。

豪雪地帯では、屋根の雪下ろしなどの除雪作業中の事故が多く発生しており、多雪の年には、年間1000件以上の事故が発生し、100人以上が亡くなるなど深刻な被害となっています。

死亡事故の約8割は65歳以上の高齢者による事故となっていることから、高齢者を中心とした除雪作業中の安全対策の実施や命綱・安全帯・ヘルメット等の安全対策用具の普及を図る必要があります。

雪下ろし安全10箇条(国土交通省)より

例えば、屋根上の除雪作業中に、落雪と共に屋根から転落してしまったり、除雪機に巻き込まれたり、足元が悪く用水路に転落してしまう事故が多発しています。
毎日作業している人でも事故に合う危険と常に隣り合わせですので、除雪作業は注意力や体力の必要な本当に大変な作業なのです。

屋根の積雪による雨漏り?!

大変だけど欠かせない雪かき

雪が屋根に降り積もったまま放置してしまうと、雪の重みで家の構造材が歪んでしまう恐れがあります。
他にも、溶けた雪が排出されずに屋根面に溜まってしまうと、雨漏りのように屋根裏から水漏れが起きる可能性もあります。

「すがもり」と「雨漏り」の違い

すがもりとは、まず室内の暖房の熱が屋根に伝わり雪が解け、その雪解け水が軒先では凍りつららになります。
軒先にできてしまったつららによって雪解け水の流れがせき止められてしまい、屋根の上に水溜まりができます。
雪の重みで屋根材などが歪んでいると、たまった水がじわじわと隙間を流れていき、小屋裏から水漏れが起きてしまうのです。

このように、積雪を放置して良いことはありません。
つまり豪雪地帯では雪下ろしをしやすいように雪止め金具を付けないのです。

雪による雨漏りが発生した場合、応急処置としては
・室内にバケツや雑巾を設置する
・防水テープで雨漏りの侵入口を防ぐ

などが挙げられます。
あくまで応急処置なので根本的な解決にはなりません。また、危険を伴う場合もありますので、ご自分で対応するのが難しいと判断した場合は、無理せず業者に依頼しましょう。

降雪の少ない地域での備え「雪止め金具」

雪止め金具は、積雪量の少ない地域に設置することで、”もし”大雪が降った時でも安心です。
雪止め金具には、屋根に積もった雪を一時的にとどめておく役割があり、
夜中に大雪が降り、翌朝に屋根からの落雪によりドアが開かない?!なんて事を防ぐためにも雪止め金具が必要なのです。

屋根の吹き替え・塗装などをご検討の方はその際に一緒に、雪止め金具の設置をオススメします。
屋根工事の際には、作業のために足場を組みます。一度にまとめてお願いすると、再度足場を立てる手間や費用が省かれるのでお得です!

すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!

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