雨樋DIY

DIYも可能? ベランダ・バルコニーの雨樋に多い破損と修理方法

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大型の台風14号が日本列島を横断した2022年9月。

すまサポにも屋根の破損や雨漏りなどの台風の被害によるお問い合わせが増える中、意外と多い被害が雨樋の破損です。

雨樋は家の外にあるため、普段はなかなか気にすることはないかもしれませんが、年数経過により耐久性が失われていき、20年程度経過した雨樋は強風を含むちょっとした衝撃で破損する可能性が高まっています。

仮に雨樋が破損したとして、「家の外だから別に良いか…」と修理を先延ばしにしてしまうとお家に悪影響が発生してしまいます。

例えば、

・屋根の雨水の流れが変わり、正しく排水されずに外壁にひび割れがあるとその隙間からから雨漏りが発生
・直接地面に落ちてきた雨水による家の土台部分のえぐれ、水たまりの発生

などがあります。

お家の中からは気づきにくい部分もありますので、雨樋に割れがないか、留め具が外れていないか一度確認してみましょう。

今回は雨樋に破損が起こりやすい場所と修理方法を紹介します。

雨樋のどの部分が破損する?

雨樋構造1

雨樋は主に軒樋、集水器、竪樋を組み合わせて作られています。

軒樋は屋根に設置し、屋根から落ちてきた雨水を受け止めます。

一見平行に見える軒樋ですが、受け止めた雨水を集水器に集めるために僅かな勾配を持たせています。

集水器は軒樋で受け止めた雨水を集約させ、竪樋を通して雨水を地面へと流す構造になっています。

それでは雨樋のどの部分が破損しやすいか見ていきましょう。

軒樋

軒樋は日光に当たりやすい位置にありますので紫外線による劣化、積雪地帯にお家がある場合は雪の重みによって少しずつひび割れが発生しやすくなっています。

集水器とエルボとの継ぎ手

継ぎ手は負荷がかかりやすく外れやすくなっています。

もし継ぎ手が外れてしまうと、屋根から直接雨水が落ちてくることになるので建物の基礎部分の悪化、近隣への水の跳ねや雨音による騒音につながってしまいます。

支持金具

屋根・外壁から雨樋を固定するための支持金具は強風により外れてしまうことがあります。

軒樋は僅かな勾配を持たせていると先ほど紹介しましたが、支持金具が一部外れてしまうことによって勾配の向きが変わったりして上手く集水器に雨水を集めることができなくなってしまうこともあります。

 雨樋の破損はどこまでDIYで行える?

「雨樋は破損してしまったけど、これくらいの破損なら自力で修理したほうが安いし早いかも?」とお考えの方にDIYでどの程度まで修理できるかご紹介します。

1階の手が届く範囲で2箇所程度の小さなひび割れ

雨樋ひび

1階で脚立を使わず、ヒビ割れがあまり大きくない場合はDIYで補修が可能です。

ただ、雨樋の取り付けから20年以上経過している場合は近いうちに再度破損がしやすい状態になっています。

DIYで一時的に修理するか、この際に業者に雨樋の全交換を行うかは自己判断でお願いします。

DIYでの破損修理の方法

コーキング材でひび埋め

コーキング

コーキングとはゴムのような素材でひび割れの部分を埋める処置のことです。

コーキングは紫外線により10年程度経過するとポロポロと劣化が始まりますので、再度コーキング材を充填し直す必要があります。

コーキング剤の選び方

変成シリコン

ホームセンターや通販サイトでコーキング材を探していると、成分に違いがありどれを購入したら良いか迷うかもしれません。

主にアクリル系、ブチルゴム系、ウレタン系、シリコン系、変成シリコン系、ポリサルファイド系が一般的に販売されています。

雨樋は家の外にあり紫外線と雨水が直接触れる部分になりますので、それらに耐性が強いシリコン系、変成シリコン系を選びましょう。

もしコーキング後に塗料を塗る場合は塗料との相性が良い変成シリコン系を選びましょう。

修理テープ

補修テープ

コーキングでは埋めることができない小さな穴がある場合は修理テープで代用することができます。

雨樋用に販売されている修理テープは耐久性と耐水性を持ち、粘着力も高いため雨風に強いです。

テープの色も茶、黒、白とご自宅の雨樋に合わせた色が見つかります。

修理方法は破損周辺箇所のテープ接着面の砂ホコリなどを落とし、テープを巻き付けるようにして貼り付けます。

このときテープの間に隙間が生まれないよう丁寧に貼る必要があります。

業者に頼むレベルの破損

2階以上の修理、軒樋の欠落や傾きなどは足場が必要、専門の工具が必要になってきますので業者依頼がおすすめです。

雨樋修理の費用相場

雨樋の一部分のみの交換修理は3万円前後、雨樋の破損が全体に渡っている場合は雨樋の全交換となり40万円前後、加えて2階より高い建物の場合は足場代が10万円前後発生します。

まとめ

雨樋の修理は1階の小さなひび割れ程度ならDIYでコーキング、修理テープでの対処が可能です。

2階以上の破損や大きな破損が複数に渡る場合は足場や部品交換、専門工具の準備が必要になってきますので業者依頼がおすすめです。

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