寒い冬になると、浴室を洗うのも一苦労ですよね。
近年のユニットバスは、汚れが落ちやすい素材を使用していたり、自動洗浄機能が搭載されたものなど、お手入れが簡単なものが増えています。
また、ヒートショックによる事故を防ぐために、浴室内を温かく快適に過ごすための設備も充実しています。
しかし、機能が充実したものが増えているがために、どれを選べば最適か分からないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は大手メーカー別の特徴や、おすすめポイントをご紹介します。
リフォームを検討中の方は是非参考にしてみてください。
パナソニック
浴槽
保温浴槽Ⅱ
浴槽を包む断熱材と、浴槽パン下の断熱材で、5時間たっても2.5℃以下の温度低下という、高い保温効果を発揮します。
参照:バスルーム 保温浴槽Ⅱ/保温浴槽(パナソニック)
スゴピカ浴槽
はっ水・はつ油成分を含んだ素材で、汚れが落ちやすいだけでなく、水滴が残りにくくお手入れが簡単です。
参照:バスルーム スゴピカ浴槽(パナソニック)
床
スミピカフロア
床の端が立ち上がった構造なので、目地に汚れが溜まりづらくなり、防水性に優れています。
床材にはガラスビーズを含むシートが合わさっていて、傷つきにくくなっています。
ブラシでこすっても傷つきにくいので、安心してしっかりお掃除できます。
参照:バスルーム:スミピカフロア(パナソニック)
排水口
ゴミの受け皿部分(ヘアキャッチャ―)がステンレス製で汚れを防ぐ特殊コーティングがされているので、ぬめり汚れを長期間防ぎます。
参照:バスルーム:ささっとキレイ排水口(パナソニック)
シャワー水栓
エステケアシャワー
マイクロバブルが皮脂汚れを洗い流します
手元に止水ボタンがあるので、ハンドルやレバーをひねる必要がなく便利です。
参照:バスルーム:エステケアシャワー(パナソニック)
TOTO
浴槽
魔法びん浴槽
浴槽を包む断熱材と、断熱仕様の防水パン(オプション)の魔法瓶のような高断熱仕様で、5時間たっても温度低下は2.5℃以下の保温性があります。
※浴槽カバーが外せない設計になっていて、浴槽カバー内側に水が回り込む心配がすくなく、定期的な掃除も必要ありません
参照:バスルーム:魔法びん浴槽(TOTO)
床
お掃除ラクラクほっカラリ床
表面はクッション性のある素材で柔らかく、内部は二つの断熱層で冷気をシャットアウトするのでヒヤッとしにくい床です。
皮脂汚れと床の間に水が入りやすい親水層の表面加工がされているので汚れ落ちがスムーズです。
参照:バスルーム:お掃除ラクラクほっカラリ床(TOTO)
排水口
お掃除ラクラク排水口
ヘアキャッチャーが髪の毛や汚れを中央にまとめて溜まってくれるので、ポイっと捨てるだけで排水口掃除が出来ます。
また、凹凸が少ない形状で掃除がしやすく、ヘアキャッチャー・排水口周り・封水筒が抗菌・防カビ樹脂の素材でできているので、ぬめりやカビの増殖を抑えてくれます。
※湯船からの排水は、排水口”下”を通って排水される
参照:バスルーム:お掃除ラクラク排水口(TOTO)
シャワー水栓
3モード搭載のシャワーヘッドで、手元のボタンで切り替えられます。
コンフォートウェーブ
大粒の水を回転しながら勢いよく広範囲に流れる、節水効果の高いシャワーモードです。
アクティブウェーブ
大粒の水流で勢いのある水圧・水流です
ウォームピラー
途切れないお湯が柱状の一本の水流となり、熱の放熱を防ぎ、温かさを無駄なく体まで届けられます。
換気扇
浴室には「暖房換気扇」を、洗面所にも「洗面所暖房機」をセットで設置することで、浴室に入る前・出た時の温度差を小さくし、ヒートショックを防ぎます。
参照:洗面所暖房機(TOTO)
リクシル
浴槽
サーモバスS
浴槽と蓋のどちらにも保温材が入ったダブル保温で、4時間後の温度低下2.5℃以下に抑えます。追い炊きしなくても、後に入る人も温かく湯船に浸かれます。
参照:サーモバスS(リクシル)
床
キレイサーモフロア
独自の断熱層を持つ床材は、空気を多く含んでいるので、足が床に触れても熱が逃げるのを25%低減し、ヒヤッとなりにくいです。
また汚れを弾く素材で、水洗いだけでも汚れを落としやすくお手入れが簡単です。
参照:キレイサーモフロア(リクシル)
排水口
くるりんポイ排水口 / パッとくるりんポイ排水口
お湯が流れるときに発生する渦の力で髪の毛などのゴミが勝手にまとまってくれて、あとはポイっと捨てるだけなのでお手入れ簡単です。
※湯船からの排水も、排水口を通って排水される
参照:くるりんポイ排水口(リクシル)
シャワー水栓/立水栓
エコアクアシャワーSPA
・「シルクミスト」・・・話題のウルトラファインバブルを含んだミストで、皮脂汚れをやさしく洗い流します。
・「パワーマッサージ」・・・程よい強さとリズムの水流で、肩・首・頭などの疲れをほぐしてくれます。
・「アクアスプレー」・・・空気を多く含んだ水滴で、節水効果の高い吐水モードです。
おすすめ仕様・オプション
自動掃除機能(TOTO)
つながる快適セット
入浴後にスピーカーに話しかけるだけで、床と浴槽を自動洗浄してくれます
床ワイパー洗浄
入浴後にボタン1つで、ワイパーのような水流で汚れを流し、除菌仕上げまでしてくれます。
おそうじ浴槽
入浴後にボタン1つで、浴槽内を自動洗浄してくれます。毎日の自動洗浄で、手洗いは2週間に1回程度でキレイが保てます
参照:床ワイパー洗浄(きれい除菌水)(TOTO)
浴室の保温(リクシル)
浴室の天井・壁・床に保温材を施工し、浴室まるごと保温材で包まれた温かい空間になります。
浴室内の断熱性能を高めることで、浴室暖房機などで温める際などの光熱費を抑えることができます。
参照:天井・壁・床まるごと保温(リクシル)
床暖房(パナソニック)
スイッチ1つで、浴室に入った1歩目がヒヤッとせず、床がしっかり温まるので冬の寒い日でも快適です。また、浴室の暖房機もセットにすると、床暖房と連動して使用できるので、より温かく入浴できます。
参照:バスルーム 床暖房(パナソニック)
まとめ
近年はどのメーカーも撥水加工や除菌機能の高い素材を使用していたり、断熱性能が高い仕様になっているので、失敗したと感じるほどの大きな違いはありません。
メーカーそれぞれの特徴を理解し、ここが気に入った!という決め方でもいいかもしれませんね。以上をふまえておすすめのポイントをご紹介します
\パナソニックのオススメポイント/
・床表面が丈夫なので、素材や傷つきやすさなどを気にせずに、今までと同じようにゴシゴシ洗える
・きちんとした機能を持ちつつ、見た目のスタイリッシュさもありデザインが良い
\TOTOのオススメポイント/
・自動洗浄で自力でのお風呂掃除に時間をかけず、楽に入浴できる
・水回り専門の会社なのでカビや菌を防ぐなど長年の実績やノウハウがあり、性能が信頼できる
\リクシルのオススメポイント/
・ユニットバスのシェア率が高く、価格が抑えやすい(選択するオプションや施工会社によります)
・壁のカラーパネルの種類が豊富で、お好みのデザインを選びやすい
今回はユニットバスのリフォームについて、メーカー別に特徴をご紹介しました。
メーカーによって様々な仕様・素材の違いや、オプションがあります。
「掃除のしやすさ」「温かさ」「耐用年数」など、お客様自身が何を重要視しているのかをよく考えて、メーカーや仕様をご検討ください。
床材の柔らかさや、シャワーの水圧など、カタログやネットだけでは分からないこともありますので、ショールームで実際に体感してみるのがオススメです。
すまサポで出来る事
すまサポではリフォームに限らず、洗浄サービスも行っています。
・リフォームはまだ考えていないけど、汚れが落ちない所がある
・部品だけ交換してほしい
などでお困りの方もお気軽にご相談ください!
すまサポでは、お家の悩みに合わせた様々なメンテナンスサービスを行っております。気になることがございましたら、お気軽にご相談ください!